世界の終わりの最後の殺人

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世界の終わりの最後の殺人

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  • サイズ 46判/ページ数 424p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163919584
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

 破滅まで46時間。
 人類絶滅を阻止したければ
 殺人の謎を解け。

 フィナンシャルタイムズ、サンデータイムズ、ガーディアン、オブザーヴァーなどイギリス高級紙がこぞって絶賛。
「ヤバいくらい独創的」――M・W・クレイヴン(『ストーンサークルの殺人』ほか)

 突如発生した霧により、世界は滅亡した。最後に残ったのは「世界の終わりの島」、そこには100名を超える住民と、彼らを率いる3人の科学者が平穏に暮らしていた。沖には霧の侵入を防ぐバリアが布かれ、住民たちはインプラントされた装置により〈エービイ〉と名づけられたAIに管理されていた。

 だがある日、平穏は破られた。科学者のひとり、ニエマが殺害されたのだ。しかも住民たちは事件当夜の記憶を抹消されており、ニエマの死が起動したシステムによってバリアが解除されていた。霧が島に到達するまで46時間。バリア再起動の条件は殺人者を見つけること――。

 果たして「世界の終わりの島」に隠された秘密とは? そして真犯人は誰なのか? 

 人格転移タイムループ館ミステリ『イヴリン嬢は七回殺される』、海洋冒険ホラー歴史ミステリ『名探偵と海の悪魔』に続く鬼才スチュアート・タートンの第3作。特殊設定メガ盛りで読者に挑戦するポストアポカリプス犯人捜しミステリ!

内容説明

突如発生した霧により、世界は滅亡した。最後に残ったのは「世界の終わりの島」、そこには百名を超える住民と、彼らを率いる三人の科学者が平穏に暮らしていた。沖には霧の侵入を防ぐバリアが布かれ、住民たちはインプラントされた装置により“エービイ”と名づけられたAIに管理されていた。だが平穏は破れた。科学者のひとり、ニエマが殺害されたのだ。しかも住民たちは事件当夜の記憶を抹消されており、ニエマの死が起動したシステムによってバリアが解除されていた。霧の到達まで四十六時間。バリア再起動の条件は殺人者を見つけること―。果たして「世界の終わりの島」に隠された秘密とは?そして真犯人は誰なのか?現代本格ミステリ・リヴァイヴァルを牽引する鬼才タートン、『イヴリン嬢は七回殺される』『名探偵と海の悪魔』に続く第三作は、特殊設定SF犯人捜しミステリだ!

著者等紹介

タートン,スチュアート[タートン,スチュアート] [Turton,Stuart]
イギリス生まれ。大学卒業後、世界を放浪。書店員、英語教師、雑誌編集者などを経て、フリーのジャーナリストに。2018年、『イヴリン嬢は七回殺される』で作家デビューを果たす。同作はコスタ賞最優秀新人賞を受賞するなど高く評価され、日本でも2019年の「週刊文春ミステリーベスト10」で2位となった。第2作『名探偵と海の悪魔』も英国推理作家協会のイアン・フレミング・スチールダガー賞、英国歴史作家協会のゴールド・クラウン賞にノミネート、イギリス書店協会のBooks Are My Bag賞のフィクション部門を受賞した

三角和代[ミスミカズヨ]
福岡県生まれ。西南学院大学文学部外国語学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイジ

20
ふわっとしているSF設定の中で殺人犯人を探す所は面白いのですが‥他の皆さんが書いておられる通り。色々チャレンジしている作風は続けて欲しいです。2025/04/14

ケンタ

18
突如発生した霧で滅亡した世界「世界の終わりの島」が舞台。霧を防ぐバリアが失われ、人類滅亡のタイムリミットが迫る中で起こる殺人事件。設定が若干複雑で物語に没入できなかったのと、老人なのか女性なのかと登場人物のイメージに混乱してしまい、物語を楽しみきれなかったのが残念でした。ただ、著者ならではのストーリー設定は相変わらず凝っていて、読み応えのある小説でした。2025/04/12

だるま

18
猛毒性のある霧によって世界が滅亡した未来。122人だけが生き残り、バリアで守られた島で暮らしている。全員仲間意識があり、性格は温和。ところがこの平和な島で殺人が。するとシステムによりバリアが解除され、霧が到達するまで48時間。バリア再起動の条件は犯人を探し出す事。という特殊設定のSFミステリであり、タイムリミット物でもあり、あとがきを引用させて貰うと「家族小説」の側面もある。常に奇抜な設定のミステリを書き続ける著者の面目躍如。フーダニットがもっとキチンとしていたら完璧だったが、そこまでの高望みは酷だろう。2025/04/02

えりか

17
死に至る霧に覆われ滅亡した世界の中で唯一バリアで生き残った島でのミステリ。特殊設定SFディストピアミステリという感じ。作者作品の『イヴリン』からずっと読み続けているが、やはりこの方のとんでも設定かなり好きだなぁと。どんどんといろんな秘密が暴かれていくところは衝撃。面白い2025/04/03

練りようかん

14
著者3作目は未来。霧は触れたもの全てを殺し、人類滅亡にはじまる特殊設定がてんこ盛り、きっとあの人が被害者になるんだろうなというわかりやすさとは対極の理解エネルギーを必要とする作品世界だった。中でも興味引かれたのは故人の記憶が可視化できる点で、真相究明にはもってこいだ。清水玲子『秘密』がチラつくも、なんと事件時に記憶消去の命令が出ていたことがわかり、うわーと仰け反った。関心は記憶に集中し、記憶復元装置の登場でさらに記憶の支配から逃れられなくなった。だから犯人の言葉に納得。ディストピアのディストピアだった。2025/04/23

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