奇跡の椅子―AppleがHIROSHIMAに出会った日

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奇跡の椅子―AppleがHIROSHIMAに出会った日

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163919386
  • NDC分類 583.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

カリフォルニア州クパチーノ市アップル・パーク通り1番地。
そこに71ヘクタールもの広大なApple本社「Apple Park」が広がっている。

iMac、MacBook、iPod、iPhoneを生み出した伝説のデザイナー、ジョナサン・アイブのこだわりが随所に感じられるその空間で、日本製の椅子が数千脚も使われている。

それが「HIROSHIMA」だ。
ジョナサン・アイブも尊敬する日本を代表するデザイナー、深澤直人が生み出した優美な曲線で構成され、木目も美しい椅子は、2023年の広島サミットでも、テーブルとともに首脳会談で使われた。

この日本を代表する椅子を製造しているのが、広島の家具メーカー「マルニ木工」である。
じつは「HIROSHIMA」が誕生したとき、同社は倒産寸前だった。

かつて日本人の生活が洋風化していく波に乗り、100万セット以上も高級なリビングセット、ダイニングセットを売りまくったが、バブル崩壊以降の日本経済の低迷、そして消費者の嗜好の変化も相まって、90年代の後半、経営危機に陥ってしまう。

綱渡りの資金繰り、工場の縮小、そして1928年の創業以来、初となる社員のリストラ……地元広島の企業や金融機関の支援でかろうじて命脈をつなぐなか、創業家である山中一族の三代目は、深澤直人と組んで世界に打って出る決断を下す。

そんな起死回生のプロジェクトを支えたのは、これまで培ってきた、ものづくりの力だった。
追いつめられていた企業を救った「奇跡の椅子」。それにこめられた熱い思いと、誕生の物語。

内容説明

“奇跡の椅子”誕生の背景には、創業以来、長い年月をかけて磨き上げてきた「もの作り」の力と、経営が苦しいときでも、未来への投資を怠らなかった経営陣の英断があった。企業再生の軌跡を描くノンフィクション。

目次

序章 Apple Park訪問
第1章 バブル崩壊、倒産の危機
第2章 事業を失敗して知った「幸せ」
第3章 兆し~二人の従兄弟とネクストマルニ~
第4章 サバイバル・ラン
第5章 奇跡の椅子HIROSHIMAの誕生
第6章 Apple、HIROSHIMAと出会う
第7章 マルニヒストリー
終章 それでも木工家具を作り続ける

著者等紹介

小松成美[コマツナルミ]
神奈川県横浜市生まれ。広告会社、放送局勤務などを経たのち、1990年より本格的な執筆活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tetsubun1000mg

21
「奇跡の椅子 AppleがHIROSHIMAに出会った日」と訳が分からんタイトルだったが、表紙の木製椅子のデザインに引きけられて選んだのだが大正解! 素晴らしいノンフィクションでした。 前半は広島にある木工家具会社「マル二木工」の歴史というか急成長するもバブル崩壊とリーマンショックで倒産の危機を迎えてリストラ策を進めるのだが打開策が見つからない状況。 中盤からは本筋の物語となってインダストリアルデザイナーとの出会いと新作開発のストーリーとなってがぜん面白くなる。 まるでNHKの「プロジェクトX」みたい! 2025/04/02

baboocon

16
広島の家具メーカー・マルニ木工がバブル崩壊後に倒産の危機に瀕してから、世界のアップル本社で採用されることになる美しい椅子「HIROSHIMA」を一流デザイナー深澤直人と共に作り出し復活するまでを描いたノンフィクション。小さな頃から看板を目にしていたド地元の老舗企業だったが、こんな苦境を乗り越えてきたとは知らなかった。デザイナーによるデザインと「工芸の工業化」を掲げるマルニの生産技術が出会い、世界にも通用する素晴らしい商品が出来上がる過程はプロジェクトXのようで胸が熱くなった。2025/04/11

とり

6
マルニ木工という広島の家具会社が、倒産寸前まで追い込まれながらも、素晴らしい椅子を生み出すことで奇跡的な復活を遂げるという話。何の事前知識もなく、本書タイトルの「HIROSHIMA」が目に止まって何となく読み始めたが、プロジェクトXさながらの展開であっという間に読み終えてしまった。HIROSHIMAとはマルニ木工が作る家具のブランド名で、その品質の高さから、Apple本社に椅子が数千脚納品されただけでなく、G7広島サミット2023でも会議用の椅子とテーブルが使われた。近いうちに実物を見に行こうと思う。2025/04/16

チバ

4
この本を読まなければHIROSHIMAという椅子が存在することも、Appleに採用されているというのも知ることがなかったような気がするので読んでよかった。こだわりの物づくりが出来る会社だから代々の方々もなるほどあくの強そうな人達で中で働くのは大変そうだなぁと思った。もちろんHIROSHIMAには座ってみたくなり実際近くで見れそうなところを探してみたりした。マルニヒストリーの章を最後の方に持ってくる構成が面白かった。IKEAに行ったその日に読み終わったので色々と感慨深かった。2025/04/08

Atsushi Mori

3
深澤直人が手がけた奇跡の椅子 HIROSHIMA 座ってみたいな マルニのモットー「工芸の工業化」 イイね! 1点物も素敵だけど、庶民には手が出ないから、良いものを工業化して、ある程度庶民にも手が届く価格にしてくれるのは嬉しい。 それでも79,000円 簡単には買えないけどね… いつか手に入れたいな2025/03/07

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