ゆびさきに魔法

個数:
電子版価格
¥1,900
  • 電子版あり

ゆびさきに魔法

  • 提携先に100冊在庫がございます。(2024年12月05日 07時31分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163919195
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

育児中も、おじさんも、俳優も、ネイルのある毎日はいつだって幸せ

クスリと笑えて胸温まる――。しをん節炸裂! ザ・王道“お仕事”小説


あらすじ
 月島美佐はネイルサロン『月と星』を営むネイリストだ。爪を美しく輝かせることで、日々の暮らしに潤いと希望を宿らせる――ネイルの魔法を信じてコツコツ働く毎日である。そんな月島のもとには今日も様々なお客様がやって来る。
 巻き爪に苦しむも、ネイルへの偏見からサロンの敷居を跨ごうとしない居酒屋の大将。子育てに忙しく、自分をメンテナンスする暇もなくストレスを抱えるママ。ネイルが大好きなのに、パブリック・イメージからネイル愛を大っぴらにはできない国民的大河男優……。
 酒に飲まれがちながらも熱意に満ちた新米ネイリスト・大沢星絵を得て、今日も『月と星』はお客様の爪に魔法をかけていく。


登場人物
月島美佐 『月と星』を営むネイリスト。丁寧で正確な施術が得意。悩みは人手不足。仕事に忙しく、恋の仕方は忘れてしまった。
大沢星絵 求職中の新米ネイリスト。独創的なセンスの持ち主だが、基礎技術に少しだけ難アリ。すぐに人と打ち解ける高い能力を持つ一方、酒に飲まれると記憶を綺麗に失う。
松永 居酒屋「あと一杯」の大将。巻き爪に苦しむも、ネイルへの偏見からサロンの敷居をまたごうとしない。煮付けを大沢に溺愛されている。
上野琴子 子育てに忙殺される。ネイルをしたいが、「母親失格」と思われるのではと気に病んでいる。
村瀬成之 国民的人気を誇るイケメン俳優。ネイルを心から愛するも、パブリック・イメージからそれを明かせずにいる。

内容説明

ネイルのある毎日はいつだって幸せ。クスリと笑えて胸温まる。しをん節炸裂!ザ・王道“お仕事”小説。

著者等紹介

三浦しをん[ミウラシオン]
1976年東京都生まれ。2000年に長篇小説『格闘する者に○』でデビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、12年『舟を編む』で本屋大賞。他の小説に『あの家に暮らす四人の女』(織田作之助賞)、『ののはな通信』(島清恋愛文学賞、河合隼雄物語賞)、『愛なき世界』(日本植物学会賞特別賞)等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もぐもぐ

44
下町の商店街にあるネイルサロンを舞台にしたお仕事小説。ネイルってこんなにも奥深いものなんですね。しをんさんらしく出てくる人たちがみんな温かくてとっても気持ちよく読めました。特に新人ネイリストの大沢さんが明るく元気で素直なナイスキャラ。彼女が独り立ちした話もいつか読んでみたいな。そしてお隣の居酒屋「あと一杯」の料理がどれも美味しそう。読んでいてとても楽しかったです。  #NetGalleyJP2024/11/22

愛玉子

34
ネイリストのママ友は当たり前に絵が上手く、砂場の落書きのクオリティの高さに皆驚愕したものですが、技術に知識、接客、開業するなら経営も必要とされる専門職なのに、どうも世間的には低く見られてしまう。サスペンスドラマにおけるネイリストのポジションが、わかりすぎて苦笑い(昔は「小料理屋の女将」が多かったよね)。派手に見られがちな職業だけれど、その裏には地道な努力と情熱の積み重ねがあり、それが小さな爪の上で魔法となって人の心をときめかせる。熱くて爽やかなお仕事小説でした。居酒屋「あと一杯」の料理がとても美味しそう!2024/11/07

ぽてち

32
しをんさんお得意のユーモアお仕事小説。今回は特に笑わせ要素が多かった。ネイルサロン月と星を一人で切り盛りする月島美佐は、ひょんなことから新米ネイリストの大沢星絵を雇うことになる。まったく個性の異なる2人は、お互いの足りないところを補完し合いながら、顧客と向き合っていくが……。ぼくは男だしネイルそのものに取り立てて興味はないが、推しの女性歌手がライブの前などに「ギター用の新ネイル」などのコメント付きで指先の写真を投稿していたりすると、「ほーっ」と感心し見入ってしまう。披露される蘊蓄もいろいろと興味深かった。2024/11/26

satomi

28
読後感がとてもよい。ネイリストさんの事情がよくわかるし、ネイリストじゃなくても、真摯に何かの仕事をがんばっている人はどこかに共感できるはず。私もそれなりに経験を積み、自分だけでもそこそこ上手くやれるけど、誰かと一緒だと可能性が広がることがある。ネイルに関しては、自分で塗っても爪が呼吸できなくて息苦しく感じるし、派手なネイルにはできないので、ずっと素爪で過ごしているけど、この物語を読んでいる間は、ハンドクリームを塗るときに爪のことも労ってみた。ちょっと磨いてみようかとも思ったり。#NetGalleyJP2024/11/20

糸巻

15
商店街で小さなネイルサロンを経営している月島美佐を主人公にしたお仕事小説。ネイリスト募集に応募してきた大沢星絵との出会いが月島の単調だった日々に変化をもたらすことになる。大沢の距離の詰め方の異様な速さに戸惑いながらも、いつの間にか月島の懐に入り込み単なる店長と従業員ではない師匠と弟子の関係になっていく過程がとても良かった。保育士・伊山の率直な気持ちはネイルに無知な人の視点として客観的に描かれ、知ることで人として学ぶ事があった。登場人物たちも個性的で楽しいし、文章の端々から作者独特の風味が感じられた。2024/12/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22244341
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。