平成の天皇皇后両陛下大いに語る

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平成の天皇皇后両陛下大いに語る

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  • サイズ 46判/ページ数 184p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163919188
  • NDC分類 288.41
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「保阪君、雲の上の人に会う気はあるか」
 故・半藤一利氏にそう声をかけられたのをきっかけに、筆者は2013年から2016年の3年間で6回も、天皇、皇后両陛下(現上皇、上皇后)に御所にお招きいただき、それぞれ数時間にわたる「雑談」を、都合20時間以上重ねた。
 近現代史を研究してきた筆者にとって、両陛下のお話は歴史の機微に触れる、まことに貴重な証言であったのと同時に、いずれ編まれるであろう平成の天皇実録の史料として、この雑談の記録を残しておくよう、侍従長であった故・渡邉允氏に強く勧められたこともあって、「文藝春秋」2023年1月号、2月号の2回にわたってこの懇談録を執筆した。
 これに、2015年5月号掲載の渡邉侍従長との対談、2018年9月号掲載の川島裕侍従長との対談を合わせて、平成の天皇、皇后両陛下の、常に歴史と国民に向き合われてきたお姿を記録したのが本書である。
「日本にはどうして民主主義が根付かなかったのでしょうね」
「石原莞爾はそういうところ(田中メモランダムの執筆)でも関与しているんですかね」
 など、公式の場面では絶対に出てこない陛下のお言葉は、昭和、平成の2代の歴史の重みを自然と感じさせる。
 両氏が御所にお招きいただいたのは、ちょうど陛下が「生前退位」をお考えになっていた時期でもあった。
 歴史の大きな節目に関わった、歴史研究家による貴重な記録が本書なのである。
 

内容説明

「保阪君、雲の上の人に会う気はあるか」半藤一利氏にそう声をかけられたのをきっかけに、平成二十五年からの三年間で六回、筆者は御所にお招きいただき、二十時間以上にわたって天皇、皇后両陛下と懇談をさせていただいた。両陛下はおそらく「雑談」の妙を楽しまれながら、公式の場面では触れることのない、さまざまな話題に関心を示された。昭和、平成の歴史を確定していく上できわめて貴重な両陛下の肉声がここに残されている。お仕えした二代の侍従長との対談も収録。

目次

平成の天皇皇后両陛下大いに語る―御所で懇談六回、満洲事変、エリザベス女王からテニスコートの恋まで(渡辺允さんの心配していたこと;陛下も日記などは残されている ほか)
続・平成の天皇皇后両陛下大いに語る 両陛下に大本営地下壕をご案内いただく―「ここで終戦の会議が開かれたんですね」陛下は笑顔で言い添えた(「この前、悠仁と散歩しました」;「タヌキが出て来て危ないんです」 ほか)
元侍従長連続対談1 渡邉允×保阪正康 パラオご訪問秘話 天皇皇后両陛下「玉砕の島」にかけた二十年の祈り―天皇陛下の強い意志で始まった南洋群島慰霊の旅。行動で示される「あの戦争」への想いとは(陛下からのご提案;なぜペリリューに行かれたのか ほか)
元侍従長連続対談2 川島裕×保阪正康 両陛下最後の8月15日―「平成最後のあの日」をどう締めくくられるか(共感を呼ぶ「人間的」なおことば;「一人ひとりの悲しみ」を受け止める ほか)

著者等紹介

保阪正康[ホサカマサヤス]
昭和史研究家。1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒。編集者時代の72年、『死なう団事件』で作家デビューして以降、約五千人もの歴史の証人を取材し、一貫して日本の近現代史を検証し続けてきた。2004年、昭和史研究の第一人者として第五十二回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

8
▼昭和史を得意とする二人の作家、著者と故・半藤一利氏が、平成の天皇・皇后(現、上皇・上皇后)に招かれて、'13年からの2年間で5回・計20時間以上の「雑談」を行った。その時の「記録」である。元侍従長の勧めもあっての公表だけあって内容が濃い。▼雑談の相手が昭和史の専門家いう事もあって、深く歴史を研究している天皇から高度な質問が出ても、其々が何とか回答出来ているのはさすがである。▼天皇・皇后の興味関心を伺い知ることが出来る内容だ。▼天皇の非公式な言動が表に出ることはあまりない。その点でも、貴重な内容の本だ。 2024/11/27

Go Extreme

1
雲の上 人との雑談 天皇 公/私 二面性 象徴天皇像 皇后と共に 24時間天皇vs8時間天皇 渡辺允 臣たる侍従長 平成実録 資料不足懸念 満洲事変 なぜ拡大 終戦 昭和天皇聖断 宮城事件 御文庫対峙 歴史はスカッとしない 国内慰霊 サイパンへ 戦争知らぬ世代へ継承 原点の追悼 非政治化 歴史の教師 両陛下 一人ひとり悲しみ受容 沖縄 平和の礎 全犠牲者追悼 美智子さま 民間から 皇位継承問題 悠仁さま 森の散策 なぜ民主主義根付かず 朝鮮半島 百済の影 関心 生前退位 国民への思い 象徴天皇像 国民受容2025/04/24

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