ビリー・サマーズ〈下〉

個数:
電子版価格
¥2,800
  • 電子版あり

ビリー・サマーズ〈下〉

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月13日 05時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163918327
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

作家デビュー50周年に放つ、物語愛に溢れる大傑作

 狙撃を実行したが結局、司直からも依頼人たちからも身を隠す羽目になったビリー。しかもたまたま、潜伏する家に転がり込んできた若い女性アリスを助けることになってしまった。
 いったい何が起きているのか。依頼人は何を狙っていたのか――。ビリーは殺しの仕事の真相に近づくべく、策を練りはじめる。しかし、追い出すに追い出せないままのアリスをどうすればいいのか。執筆途中の小説も気にかかる。物語は急転回から加速して、ビリーの運命は思わぬ方向に動き出す!
 事件の真の目的と黒幕とは!? 先読み不能な展開の末に、キング史上最も美しい名場面が――。殺し屋史上最高にカッコいい男の罪と罰、贖罪と復讐。そして物語を読むことと紡ぐことへの愛。巨匠がついに生み出した最高のクライム・ノヴェルに、震撼せよ。

内容説明

狙撃を実行したが結局、警察からも依頼人たちからも身を隠す羽目になったビリー。しかもたまたま、潜伏する家に転がり込んできた若い女性アリスを助けることになってしまった。いったい何が起きているのか。依頼人は何を狙っていたのか―。ビリーは殺しの仕事の真相に近づくべく、策を練りはじめる。しかし、追い出すに追い出せないままのアリスをどうすればいいのか。執筆途中の小説も気にかかる。物語は急転回から加速して、ビリーの運命は思わぬ方向に動き出す!事件の真の目的と黒幕とは!?先読み不能な展開の末に、キング史上最も美しい名場面が―。殺し屋史上最高にカッコいい男の罪と罰、贖罪と復讐。そして物語を読むことと紡ぐことへの愛。巨匠がついに生み出した最高のクライム・ノヴェルに、震撼せよ。

著者等紹介

キング,スティーヴン[キング,スティーヴン] [King,Stephen]
1947年、アメリカ、メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆をつづけ、1974年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モダン・ホラー」の旗手となる。以来50冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞、米国ナショナル・ブック・ファウンデーション・メダルなど多数の賞を受賞する

白石朗[シライシロウ]
1959年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

244
上・下巻、600頁強完読しました。キング作家デビュー50周年に相応しい久々のスマッシュヒット、キングの従来の読者にもホラーが嫌いでキングを敬遠していた人にもオススメです。今年の海外ミステリBEST10候補でした。 50周年の今年は、新作がどんどん刊行されるので楽しみにしています。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/97841639183272024/05/02

タツ フカガワ

118
マリアとともに逃亡の日々を送るビリー・サマーズだが、あるとき反攻に転じる。依頼人だったニックの屋敷を急襲、今回の暗殺の真の黒幕の正体と暗殺の本当の理由を突き止める。その黒幕がビリーの最後の標的となる。キングには珍しいノアール小説ですが、この人は何を書いても上手い! 終盤の泣かせるラブストーリーもしかり、自伝風小説の存在理由はここに帰結するのかという仕掛けの妙もしかり。1ページ目から最後まで存分に楽しんだ見事なエンタメ小説でした。2024/07/13

ケンイチミズバ

112
後半はリュック・ベッソンの映画だった。ビリーはジャン・レノ、アリスはナタリー・ポートマン。ビリーがアリスを巻き込んだのか、アリスに巻き込まれる運命だったのか、五分五分だな。彼女は新しい人生を歩むことになるが、ビリーの才能のひとつは引き継がれることになるラストがいいね。小説は幾通りにも人生を変えられる。現実には実らなかった願いを叶えることも、どこかで生きていて欲しい人を、死なせたくない人を生かしておくことができる。キングが望んだのか、冷徹さがなく、文章がまるい。展開も文章もラノベのようだったのがやや残念だ。2024/05/20

ナミのママ

107
請け負った狙撃を成功させたのに追われる身となった上巻からどんな展開になるのか。ハッピーエンドかバッドエンドか、わくわくしながら読み始めた下巻。アリスを助けたところから、ビリーの優しさが表れてほっとしたものの、甘すぎないかと心配になってくる。いや、でもそこが好きだ。コロラドの山を背景に不思議な関係の3人は真相を追い、未払いの報酬を回収しようと進行する。並行してビリーの書く作中の小説も重要な視点で物語の最後に綺麗にはまる。いやー、楽しかった。2025/06/01

ひさか

106
2021年8月刊のBILLY SUMMERSを翻訳して、2024年4月文藝春秋刊。アリスが登場して、俄然面白い展開が始まり、目が話せなくなる。これほどの展開を見せてくれるキングは魔術師かも。ビリー、アリス、バッキーの会話も楽しい。予想していなかったラストも強烈で、このあと、アリスはいったい、どうするんだろうと、とても気になった。ありがちな展開だが、登場人物たちの描写が素晴らしく、すっかり感情移入してしまった。感無量。2024/05/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21881013
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品