出版社内容情報
「愛犬というのは、愛が犬のかたちをしているという意味です。」 いつも家族の中心にいて、ほほえみをくれた大きな犬・A。その先が短いと、ある日知らされて――…。にぎやかでやさしい、ふたりの最後の日々がはじまる。愛犬とのあたたかい記憶と介護生活、お別れの日までを描くコミックエッセイ。描きおろし60ページ以上を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mina
6
つづ井さんシリーズは初読です。 約2ヶ月程前に14年半一緒に過ごしてきた我が家の犬が亡くなりました。そういえばこちらの本を、まだ愛犬が亡くなる前にたまたま見かけて気になっていて。 優しいタッチのイラストと老犬というタイトルにぐっときて読みました。犬と過ごしたことのある人はきっとみんな同じ気持ちになるはず。そしてつづ井さんがおもしろいこと。笑 あたたかくておもしろくて優しい一冊です。他のつづ井さんシリーズも読みたくなりました!2024/06/29
アリスとアニー
4
新聞広告や書店で何度か見かけたことをきっかけに購入した作品。 読みながら数年前に12歳で虹の橋に旅立った先代のゴールデンレトリバーと過ごした日々を思い出しました。 やっぱり大型犬っていいな。 イラストもほのぼのとしていて、大型犬を飼っている人には共感できる部分も多くありそう。 コミックエッセイなのであっという間に読めます。2024/04/21
ネタバレ:トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち
4
絶対泣くこと分かっててめっちゃ泣いてしまった 幸せな思い出ばっかりで大変良かった2024/03/28
Yuuki
4
つづ井さん大好き+自分も犬を飼っている、というので買わずにはいられないということで。 老犬のお話ということで、冒頭の挨拶でも書いてあったように、亡くなるお話な訳で、しんどいことを覚悟して読んだ。もちろん泣いたし、悲しい部分もあったけれどそれ以上に彼と過ごした日常に笑わされて、癒されて、愛されて、かわいくて…。老犬になり、出来ないことも増える中で、新しくできるようになったことなど老いていく=出来なくなるではなく、日々面白く新しく変化する老犬の日常にとても元気と愛をもらい前向きな気持ちになった2024/03/24
あお
3
凝り性の成人女性つづ井さん。日常を独自の感性で楽しく過ごすのがとても上手です。今回は実家で飼われていた愛犬(主に老犬介護)のお話。私も数年前老犬のお世話をしたことがありますが肉体的、精神的にもきついはずです。そんな中でも日常を楽しむスキルにたけているなと改めて関心させられました。2024/06/04
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