うまいダッツ

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うまいダッツ

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163918136
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

とある高校の喫茶部。それぞれ好みのおやつを持ち寄る四人は、不思議な噂を耳にする。

「うまい棒一本で、世界の秘密がわかるらしい」

それはただの都市伝説か、それとも--?
ゆる部活のメンバーがたどりついた「答え」とは。

「おやつ部」のメンバーが、世界の謎にゆるく挑む。
スナックをつまむ指先が光るのは、油のせいだけじゃない、かも。

おいしく楽しく、ときどき切ない5つの物語。



うまい棒一本で、世界の秘密がわかるらしい--学内で囁かれる噂の真相とは?(「うまいダッツ」)
おばあちゃんが失くしたブローチを探すことになったおやつ部の面々。探し物の過程で見えてきたものとは。(「チロル・ア・リトル」)
お菓子当てクイズに参加することになった四人。果たして、その勝敗はいかに。(「バカみたいにウケない」)
SNS上の友達と気まずくなってしまったメンバー。会いたくない彼女と会いたい彼女、それぞれの理由とは。(「それは王朝の」)
学年が上がり、初めてできた後輩。しかし彼らは全員、妙にまじめで--。(「百年の愛」)

内容説明

とある高校の喫茶部。それぞれ好みのおやつを持ち寄る四人は、不思議な噂を耳にする。「うまい棒一本で、世界の秘密がわかるらしい」それはただの都市伝説か、それとも―!?ゆる部活のメンバーがたどりついた「答え」とは。おいしく楽しく、ときどき切ない五つの物語。

著者等紹介

坂木司[サカキツカサ]
1969年東京都生まれ。2002年『青空の卵』で“覆面作家”としてデビュー。同作に始まる「ひきこもり探偵」シリーズが人気を博す。13年『和菓子のアン』で第二回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

332
とある高校の喫茶部。その喫茶部は、純喫茶部、コーヒー部などグループに分かれてる。アラタ、コウ、タキタ、セラの四人は、おやつ部。セラが個人的に好きだな。このおやつ部、ゆるい活動で、高級なおやつには目もくれず、スーパーやコンビニで買えるありふれたおやつをおしゃべりしながら食べるだけ。だけど、そんなおやつ部の4人、友達というよりは仲間、友情というよりは絆で結ばれてる。この距離感が読んでて心地良い。作品のおやつ、いいチョイスしてる。マリーを食べながら紅茶を飲みたい。肩肘はらずに楽しい読書時間を味わえた。2024/07/14

ひさか

234
オール讀物2021年2月号うまいダッツ、7月号チロル・ア・リトル、11月号バカみたいにウケない、2022年11月号それは王朝の、2023年7月号百年の愛、の5つの連作短編を2024年3月文藝春秋刊。高校のおやつ部のメンバーたちの真摯で深い活躍。タイトルも全てお菓子やお菓子の別名で出来ていて、こんなにも求道的な活躍をする高校生なんて実在するのかなと心配になります。坂木さんの描く世界の優しさとおやつ愛が炸裂する展開が楽しいです。2024/05/06

Karl Heintz Schneider

191
高校一年生のゆるいけど楽しい物語。何となく入った喫茶部で意気投合した男女4人が部内で「おやつ部」を立ち上げる。と言っても駄菓子やスナック菓子を買ってきておしゃべりしながら部室で食べるだけ。高校生の部活なのに、そんなんでいいの?大学時代のサークルの部室を思い出した。それでも先輩の問題を解決したり仲間の悩みに耳を傾けたり、ゆるいながらも「活動?」する4人。最終話では後輩が入部してきて自分たちよりはるかに高い志に戸惑う彼らの姿が微笑ましい。気になるのはタイトルの「ダッツ」の意味。真相は誰もが知る「アレ」だった。2024/05/24

いつでも母さん

180
モヤモヤしてざわざわしてた気持ちが凪いだ。連作5話。もっともっと読みたい読後感。1話目タイトル作のダッツって何?の私(汗)ゆるゆる部活『喫茶部』(別名おやつ部)の1年生4人の一年間4人が4人ともナイスキャラ。ただ面白愉しいだけじゃなく、自分を省みることも多々あった。馴染みのお菓子が沢山出てきて駄菓子も懐かしい。こんな部があったら私も入っていたかも・・後輩もナイスキャラの3人でまた読めるといいなぁ。2024/03/26

ひめか*

142
男女4人でダラダラとおやつを食べるだけの「おやつ部」というゆる〜い部活のお話。文体が軽すぎてなじめず、読みやすいが物語が入ってこなかった。和菓子のアンは良かった覚えがあるが、坂木作品はどうも合わないものが多いみたい…声優、鉄道とそれぞれ推しがあって、尊重し合ってる友達いいね。SNS上の友達と疎遠になるの現実にもよくありそう。私は当時スポーツの部活だったので、真逆のまったりさにこんなダラダラしてて良いの?と思ってしまうけど、これもこれで青春である。大人になっても集まって、おやつ会開催している光景が浮かぶな。2024/10/10

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