イーロン・マスク 〈上〉

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イーロン・マスク 〈上〉

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  • サイズ 46判/ページ数 480p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163917306
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0098

出版社内容情報

世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』評伝作家だからこそ描けた。
  いま、世界で最も魅力的で、かつ、世界で最も論議の的となるイノベーターの赤裸々な等身大ストーリー?。彼はルールにとらわれないビジョナリーで、電気自動車、民間宇宙開発、人工知能の時代へと世界を導いた。そして、つい先日ツイッターを買収したばかりだ。

  イーロン・マスクは、南アフリカにいた子ども時代、よくいじめられていた。よってたかってコンクリートの階段に押さえつけられ頭を蹴られ、顔が腫れ上がってしまったこともある。このときは1週間も入院した。
だがそれほどの傷も、父エロール・マスクから受けた心の傷に比べればたいしたことはない。エンジニアの父親は身勝手な空想に溺れる性悪で、まっとうとは言いがたい。いまなおイーロンにとって頭痛の種だ。このときも、病院から戻ったイーロンを1時間も立たせ、大ばかだ、ろくでなしだとさんざどやしつけたという。
 この父親の影響から、マスクは逃れられずにいる。そして、たくましいのに傷つきやすく、子どものような言動をくり返す男に成長し、ふつうでは考えられないほどのリスクを平気で取ったり、波乱を求めてしまったりするようになった。さらには、地球を救い、宇宙を旅する種に我々人類を進化させようと壮大なミッションまでをも抱き、冷淡だと言われたり、ときには破滅的であったりする常軌を逸した集中力でそのミッションに邁進するようになった。
 スペースXが31回もロケットを軌道まで打ち上げ、テスラが100万台も売れ、自身も世界一の金持ちになった年が終わり2022年が始まったとき、マスクは、騒動をつい引き起こしてしまう自身の性格をなんとかしたいと語った。「危機対応モードをなんとかしないといけません。14年もずっと危機対応モードですからね。いや、生まれてこのかたほぼずっとと言ってもいいかもしれません」
 これは悩みの吐露であって、新年の誓いではない。こう言うはしから、世界一の遊び場、ツイッターの株をひそかに買い集めていたのだから。暗いところに入ると、昔、遊び場でいじめられたことを思いだす--そんなマスクに、遊び場を我が物とするチャンスが巡ってきたわけだ。 
 2年の長きにわたり、アイザックソンは影のようにマスクと行動を共にした。打ち合わせに同席し、工場を一緒に歩き回った。また、彼自身から何時間も話を聞いたし、その家族、友だち、仕事仲間、さらには敵対する人々からもずいぶんと話を聞いた。そして、驚くような勝利と混乱に満ちた、いままで語られたことのないストーリーを描き出すことに成功した。本書は、深遠なる疑問に正面から取り組むものだとも言える。すなわち、マスクと同じように悪魔に突き動かされなければ、イノベーションや進歩を実現することはできないのか、という問いである。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

178
他人が考えもしない大目標を打ち立て、実現のためなら大金を注ぎ込んでも後悔せず、自ら現場に泊まり込んで働くのを厭わず、過去の常識には一切囚われない。金儲け第一主義者やサラリーマン経営者には絶対不可能な猪突猛進な辣腕ぶりは、まさにコンピューター付きブルドーザーと称すべきか。日本なら間違いなく出る杭は打たれるが、挑戦者を許容するアメリカの風土が革命家マスクを世界一の大富豪に押し上げたプロセスが鮮明に浮かび上がる。こんな人は遠くから感心している分には面白いが、絶対に仲間や部下として一緒に働きたくはないが。(続く)2023/10/21

ねこ

123
伝記作家の著者の本はスティーブ・ジョブズから2作目。オラクルの創業者ラリーエリソンが社外取締役を引き受けた2社アップルとテスラ。そしてジョブズとマスクとも親しい友人になったという。2人とも脅迫性障害を持ち問題に気づくと何がなんでも解決してしまう。マスクは…宇宙船で人を火星に送ろうと今も働き続け、電気自動車を一新し人工知能を人類にプラスになる安全な形で進化させようとしている。勿論破天荒で無茶苦茶な事も多くするTwitter改めXにしても然りだが,これはより良いAI創造の為、スーパーアプリ作成の一貫さて次は…2023/11/05

kazuさん

90
マスクがテスラを起業したのは知っていたが、PayPalと関係があり、さらに、初めて作った本格的な会社がスペースXだとは知らなかった。PayPalで得た資金を投入して、一か八かで、宇宙産業に殴り込みをかけたのが本当だろう。テスラを起業したことになっているが、こちらは、当初は資金提供したに過ぎなかったのも意外だった。南アフリカで生まれ、カナダへ移住し、さらにアメリカのペンシルベニア大学に進学して、シリコンバレーを拠点に、活躍の場を広げて行く様子が、時代を追って克明に描かれていて面白く、一気に読んだ。2024/08/13

33 kouch

73
クレイジーなものが世界を変える。南アのベルドスクールって凄い。死者もでる。自宅でも人が通ると構わず噛みつくように訓練されている犬が…。天才が世界一の修羅場のような環境をくぐり抜けるとこうなるのか。ルールや要件はとことん疑う。不可能と言われれば燃える。失敗、挫折も勿論多いが達成もする。4回目のロケット成功の喜び方が印象的。規模は違えど、自分もそんな達成感を味わいたい。安定し安全のために人が学び、備えるのに対し、自ら波瀾万丈を起こす生き方はに尊敬。この人の前では周囲の所謂出来る人達もただの「その他」に過ぎない2024/03/10

はやたろう

58
イーロンマスクの素顔を描く。やばいなイーロン。ワーカホリックどころの騒ぎじゃない。病的に普通とは違う。2023/11/27

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