いけない〈2〉

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163915975
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

大きな話題を読んだ”体験型ミステリー”第2弾。
第一章「明神の滝に祈ってはいけない」
桃花はひとり明神の滝に向かっていた。一年前に忽然と姿を消した姉・緋里花のSNS裏アカウントを、昨晩見つけたためだ。失踪する直前の投稿を見た桃花には、あの日、大切にしていた「てりべあ先生」を連れて姉が明神の滝に願い事をしに行ったとしか思えない。手がかりを求めて向かった観瀑台で桃花が出合ったのは、滝(、)の(、)伝説(、、)を知る人物だった。

第二章「首なし男を助けてはいけない」
夏祭りの日、少年は二人の仲間を連れて大好きな伯父さんを訪ねる。今夜、親たちに内緒で行う肝試し、その言い出しっぺであるタニユウに「どっきり」を仕掛けるため、伯父さんに協力してもらうのだ。伯父さんは三十年近くも自室にひきこもって、奇妙な「首吊り人形」を作っている。その人形を借りて、タニユウの作り話に出てきたバケモノを出現させようというのだ。

第三章「その映像を調べてはいけない」
「昨夜……息子を殺しまして」。年老いた容疑者の自白によれば、息子の暴力に耐えかねて相手を刺し殺し、遺体を橋の上から川に流したという。だが、その遺体がどこにも見つからない。必死で捜索をつづける隈島刑事は、やがてある「決定的な映像」へとたどり着く。彼は先輩刑事とともに映像を分析しはじめ--しかし、それが刑事たちの運命を大きく変えていく。

そして、書き下ろしの終章「????????はいけない」
――すべての謎がつながっていく。前作を凌ぐ、驚愕のラストが待つ!
各話の最終ページにしかけられたトリックも、いよいよ鮮やかです。

内容説明

その写真を見たとき、物語は一変する。大きな話題を呼んだ“体験型ミステリー”が帰ってきた!きっとあなたも騙される。前作をも凌ぐ、驚愕のラスト。

著者等紹介

道尾秀介[ミチオシュウスケ]
1975年生まれ。2004年『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞、09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞、10年『龍神の雨』で大藪春彦賞、『光媒の花』で山本周五郎賞、11年『月と蟹』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

507
11月の第一作は、新作をコンスタントに読んでいる道尾 秀介の最新作、「いけない」シリーズ第二弾です。仕掛けミステリですが、肝心の写真が、とってつけたような安っぽい感じで興醒めでした(笑) https://books.bunshun.jp/articles/-/7527?ud_book2022/11/01

ノンケ女医長

412
今回も「買って良かった」と思うことができた。大人の価値観、思惑に翻弄されながらも、立ち向かい懸命に生きようとする子どもの描写が、道尾作品はいつも精緻。読みながら感情が大きく揺さぶられた。ひときわ「恐怖心」に焦点が当てられているように感じ、読み終わった後にも作品世界が頭から離れない。自然描写の豊かさは、いっそう迫力を増している。言い伝えられる由縁と、託された願いがどう結実していくのか、どきどきした。各章末に付された写真にも、空恐ろしい気持ちになった。2022/10/30

うっちー

328
ネタバレ読んでで驚き。なんかスラスラ読んでしまいました2022/11/22

旅するランナー

301
牡丹祭りで有名な箕氷(みごおり)市、鶴麗山(かくれいざん)。地名の由来は「身凍り」「隠れ山」だという。ここで起こる事件の連鎖が、被疑者·被害者·警察官の視点を絡めながら描かれます。人間の弱さ·悲しさと、完全にウラをかかれる展開に感動すらする、見事なストーリーテリング。すべての人と行いが見えない糸で繋がっているのです。道尾という名前は「未知緒」からきているに違いない。2023/01/21

イアン

294
★★★★★★★★★☆写真を駆使した体験型ミステリ『いけない』の続編。1年前に失踪した姉を捜す桃花は、失踪直前の姉がいわくつきの滝を訪れていたことを知り…(「明神の滝に祈ってはいけない」)。架空の都市「箕氷市」を舞台とした連作短編集で、人物や出来事がリンクしつつも本文では全ては明かされない。「章末に添えられた写真が暗示する真実をあなたは見破れますか」という技巧に満ちた意欲作。次章で答え合わせのような記述がある分前作より難易度は低めだが、その真実が示すおぞましさに戦慄する。この作品を寝る前に読んではいけない。2023/06/24

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