私たちはAIを信頼できるか

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784163915944
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報



大澤 真幸[オオサワ マサチ]
著・文・その他

川添 愛[カワゾエ アイ]
著・文・その他

三宅 陽一郎[ミヤケ ヨウイチロウ]
著・文・その他

山本 貴光[ヤマモト タカミツ]
著・文・その他

吉川 浩満[ヨシカワ ヒロミツ]
著・文・その他

内容説明

大澤真幸、川添愛、三宅陽一郎、山本貴光、吉川浩満。最先端の5人が「信頼」をテーマに語り尽くす。ゲーム、言語、哲学の最新知見から、人類の未来が見えてくるのか?もっともわかりやすく、もっとも刺激的な、2022年のAI論!

目次

1 三宅陽一郎「世界と知能を再構築する」―聞き手 山本貴光&吉川浩満
2 川添愛「意味がわかるとは何か」―聞き手 山本貴光&吉川浩満
3 大澤真幸「無意識が奪われている」―聞き手 山本貴光&吉川浩満
4 座談会「私たちはAIを信頼できるか」―大澤真幸、川添愛、三宅陽一郎、山本貴光、吉川浩満
AIと人類の36冊

著者等紹介

大澤真幸[オオサワマサチ]
1958年生まれ。社会学者。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学

川添愛[カワゾエアイ]
1973年生まれ。作家。九州大学大学院にて博士号(文学)を取得。2012年から16年まで国立情報学研究所社会共有知研究センター特任准教授。専門は言語学、自然言語処理

三宅陽一郎[ミヤケヨウイチロウ]
1975年生まれ。ゲーム開発者、工学博士。京都大学で数学を専攻、大阪大学(物理学修士)、東京大学大学院工学系研究科博士課程を経て、AI研究者に

山本貴光[ヤマモトタカミツ]
1971年生まれ。文筆家、ゲーム作家。慶應義塾大学環境情報学部卒業。2021年より東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。吉川浩満氏とウェブサイト「哲学の劇場」を主宰

吉川浩満[ヨシカワヒロミツ]
1972年生まれ。文筆家、編集者。慶應義塾大学総合政策学部卒業。ウェブサイト「哲学の劇場」では山本貴光氏と文系、理系を問わず良書をわかりやすく解説、批評している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

65
ある時期を境にして、AIの2文字が氾濫し始めた。それまで、ITと言っていたのが急にだ。多少なりとも、その周辺にいた者として、違和感が大きく、今はさらに違和感が大きくなっている。AIとさえ言っていればいいような風潮で、誰もが、何もわかっていない。それを前提にして、この本を読むと共感できることが多い。改めて、言葉・表現・理解・感情ということを考える。そしてタイトルにある信頼の2文字。AIを考えることは、人間とは何かを考えることでもあるてゃ、その通りだと思う。もっと、地に足のついた思考が必要だ。2022/12/25

tamami

60
それぞれ社会学者、言語学者、ゲームAI開発者である三人が、ゲーム作家、編集者の二人からAIの現在と将来、人類への貢献と課題といったテーマでインタビューを受け、私たちとAIとの付き合い方を考える。AIが形作る未来の世界、人類とAIとの関わりがもたらす可能性と課題等々について、大変に示唆を受ける。いわゆるゲーム脳など、AIがもたらす危険性が言われているが、社会学者の大澤さんの「AIは人間のように考えていない。意識的に抵抗しなければ、データ教に呑み込まれてしまう」との指摘は、人間の心の本質によるものだけに重い。2022/10/13

ころこ

39
吉川・山本コンビによる三宅・川添・大澤とオールスターのような座組の対談と座談会。AIができることを論じるのかと思いきや、ここで到達しているのは、例えばAIが小説を書けるようになると、そもそも「良い小説とは何か?」という問いが人間の側に改めて生まれるようなことだ。AIによって人間の上澄みだけを掬っている「人間そっくり」をつくり出すことで、はじめてその不気味さ、問題点に気付くことができる。例えば野球の審判を完全にAIにしようという議論がある。ビデオ判定を補助的に使うようにAIを使うのならば賛成だが、全面的にA2022/10/14

koji

23
突然、AIを多面的に考えたいという衝動が起きました。きっかけは日経新聞(10/21)に掲載されたシンポジウム『文学は未来の夢を見るか』の平野啓一郎さんと池澤春菜さんの対談。AIが文学や社会全体に及ぼす影響を語り、お二人の「未来を知るためにいま読んでおきたいお薦めの本」が3冊ずつ紹介されています。平野さん推薦の本書がその1冊。これが大当たり。ウェブサイト「哲学の劇場」を主宰する山本、吉川両氏が、三宅陽一郎、川添愛、大澤真幸3氏と、AIと人間を縦横無尽に語り尽くしますが、箴言のオンパレードです(コメント欄へ)2024/11/08

nbhd

19
2022年の本。文学界に掲載されたAI特集を書籍化したもの。人工知能と人文知を結ぶような内容の良い本なのだけれど、どこか頭でっかちなかんじもした。人工知能を学ぶとすれば、概説書を読むよりも多少でも技術書を読んで、まずは「AIはコンピュータプログラムに過ぎないこと」を身に染めたほうがいいのでは、と思うようになった。やはり、人工知能への人文的な過剰な接近は、頭でっかちになっちゃうから良くない良くない、と肝に銘じた。2024/03/23

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