文春現代史コミックス マンガ大地の子〈３〉

山崎 豊子【原作】/かん ようこ【漫画】

文藝春秋（2022/08発売）

• サイズ A5判／ページ数 256p／高さ 21cm
• 商品コード 9784163915876
• NDC分類 726.1
• Cコード C0095

出版社内容情報

山崎 豊子［ヤマサキ トヨコ］
原著

かん ようこ［カン ヨウコ］
著・文・その他

内容説明

「宝華製鉄」建設プロジェクトが始まった。（私だけは日本人に騙されないようにしなくては）東洋製鉄に、最新鋭の技術を要求する陸一心。「日本側の誠意をご理解いただけないのですか？」中国語で応じる上海事務所長・松本耕次。激務の合間に松本は、子供たちの消息を求めて戦争孤児探しの訪中団に加わった。

著者等紹介

山崎豊子［ヤマサキトヨコ］
大正１３（１９２４）年、大阪市生まれ。昭和３３（１９５８）年、『花のれん』で直木賞受賞。平成３（１９９１）年菊池寛賞、２１（２００９）年『運命の人』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。主な著書に『白い巨塔』『華麗なる一族』『不毛地帯』『二つの祖国』『大地の子』『沈まぬ太陽』など。２５（２０１３）年、逝去

かんようこ［カンヨウコ］
漫画家、イラストレーター。京都市出身。学習漫画から、歴史漫画、オリジナル作品まで幅広く手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[たまきら]

子どもの頃、毎年中国残留孤児のニュースが流れていた。この小説を最初に読んだときは、どちらかと言うとその側面から色々考えた気がする。今回はマンガを読みながら、日中の長い関係を思った。どの国にも誠実な人がいて、それぞれの国の流儀を大切にしながら生きている。そして私にはまだ国に制限されず発言できる自由がある。なんと幸運なことだろう。

2023/11/28

[あき]

出会う人の縁で人生が大きく動いていく。辛い場面も多く胸が締め付けられるが、これから日本人としての自分にどう向き合うか期待。2025.87冊目

2025/11/30

[ryotaro]

★★★★★★★★☆☆ したこともされたことも受け継いでいかなければならない