墜落

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  • サイズ 46判/ページ数 354p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163915548
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

貧困、基地、軍用地主……「沖縄の闇」に踏み込み、知られざる本当の沖縄の姿をフィクションによって抉り出す問題作!
入念な沖縄取材で明らかになった暗部が、白日の下にさらされる。

2022年6月金城華が夫の一を刺殺。DVに耐えかねた妻が夫を殺した単純な事件として解決するはずだったが、担当検事となった冨永真一は不審を感じ、みずから捜査に乗り出す。
ほぼ時を同じくして糸満市で自衛隊の戦闘機の墜落事故が発生。民間人が死亡したことで、軍事基地が集中する沖縄では、 抗議デモが巻き起こる。それに加え、航空自衛隊きってのエースパイロットによる事故は、単なる操縦ミスとは考えられない。戦闘機に何らかの不備があったのではないかと疑念が湧くが……
一見何の関係もない、二つの事件。だが、双方の担当となった冨永が捜査を進めていくと、そこには思いもかけない接点が浮かび上がる。
かつてない臨場感で沖縄の闇に迫る、冨永シリーズ第三弾にして最高傑作が誕生!

内容説明

2022年6月金城華が夫の一を刺殺。DVに耐えかねた妻が夫を殺した単純な事件として解決するはずだった。しかし、担当検事の冨永真一は不審を感じ、自ら捜査に乗り出す。ほぼ時を同じくして糸満市で自衛隊の戦闘機の墜落事故が発生。民間人が死亡したことで軍事基地が集中する沖縄では、抗議デモが巻き起こる…。かつてない臨場感で沖縄の姿を炙りだす、冨永検事シリーズ第三弾にして最高傑作!

著者等紹介

真山仁[マヤマジン]
1962年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒。新聞記者、フリーライターを経て、2004年、企業買収の壮絶な舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー。同シリーズはドラマ化、映画化され大反響を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

206
真山 仁は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。冨永シリーズ第三弾を読みました。二つの大きな事件が、どうシンクロするのかと思いきや、意外とあっさりした結末でした。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/97841639155482022/07/23

モルク

106
自衛隊の最新鋭戦闘機の墜落事故、搭乗していたのはエース自衛官。彼は常からこの機の不具合を口にしていた。それとは別に、妻によるDV夫殺害事件。13才で子供を産み3人の子持ちとなった妻と、土地を米軍基地に貸与し大金を得ている地主一家の夫。これらがどのようにして絡んでくるのか、追うのは新聞記者神林と沖縄に赴任してきたばかりの富永検事。沖縄の深い闇。観光地としてしか接していない私にはその特殊な土壌、歴史、アメリカそして米軍との関係の考慮なしには簡単には言えるものではない。そこには「裸足で逃げる」の世界があった。2023/08/28

まつうら

67
ここは本土ではなく沖縄だから、というフレーズがしばしば登場する。徹底した取材をする著者だから、いまの沖縄にもこんな劣等感情があるのは事実なのだろう。返還から50年を経たいまも、まだ傷が癒えないことに、なんだか複雑な気持ちにさせられる。それと、沖縄の少女たちの貧困を描くためだったと思うが、金城家の事件が真山作品らしからぬドロドロなのも気になるところ。主軸となる自衛隊機墜落事故と原因究明のストーリーは、著者らしくとてもアツい。プロローグにあった楢原の叫びは、アメリカの圧力に屈しない魂の叫びであってほしい。2023/04/06

さぜん

55
沖縄でアメリカ製の自衛隊機が民間人を巻き込んで墜落した。同時期に起きたDV夫殺人事件。那覇地検に赴任した冨永は己の矜持の下捜査を行うが、一筋縄ではいかない沖縄問題の前に苦闘する。基地、日米安全保障、貧困、若年出産と沖縄の今そこにある危機を詰め込んだノンフィクションとしても読ませる。何が正義で何が真実か。風呂敷が拡がりすぎた感は否めないが、沖縄の闇はまだまだ深い。気をつけていないと知らないままで通り過ぎてしまう。知らされていない真実が多すぎる。2023/01/11

ヒデミン@もも

49
おりしも沖縄で自衛隊のヘリが墜落した事故があった日に読み始めた。いろんな思惑が絡む沖縄の基地問題。地元住民をはじめ自衛隊員の想いが響く。DVと沖縄の問題は無関係ではないのだろうけれど、沖縄の住民を色眼鏡でみてしまうようなことは避けたい。感想、まとまらないな。2023/04/15

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