出版社内容情報
東京は日本橋区の生れで、和菓子屋の九代目の長男。小林さんが出会った喜劇人や作家たち、映画を語る「週刊文春」連載の最終巻。
内容説明
若い時に、こんな人たちと知りあえたのは幸せだった。東京は日本橋区の生まれで、和菓子屋の九代目の長男。映画は子供のころから見てきた。渥美清、野坂昭如、植木等、大瀧詠一、江戸川乱歩、横溝正史、大島渚…忘れがたい喜劇人や作家たちの横顔。
目次
1 奔流の中での出会い(野坂昭如さんの場合;山川方夫さんの場合;渥美清さんの場合;植木等さんの場合その1;長部日出雄さんの場合 ほか)
2 最後に、本音を申せば(珍しい映画(黒澤明の「馬」)を見たので、ひとこと
コロナウイルスと有機的に立ち合う方法の数々
二宮和也の“映画での活動”について
イギリス渡来のウイルスの話
阪妻の「無法松」と三船の「無法松」 ほか)
著者等紹介
小林信彦[コバヤシノブヒコ]
昭和7(1932)年、東京生れ。早稲田大学文学部英文学科卒業。翻訳推理小説雑誌編集長を経て作家になる。昭和48(1973)年、「日本の喜劇人」で芸術選奨文部大臣新人賞受賞。「丘の一族」「家の旗」などで芥川賞候補。平成18(2006)年、『うらなり』で第五十四回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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