出版社内容情報
春風亭小朝の「菊池寛落語」九作が、書き下ろし「落語小説」になった。菊池寛の原作短編と浅田次郎との対談などを収録した豪華版!
内容説明
圧倒的な人間観察眼と超斬新なシチュエーション!「菊池寛×落語」の9作品が「落語小説」になった。
目次
入れ札―菊池寛「入れ札」
予感―菊池寛「妻は皆知れり」
うばすて山―菊池寛「うばすて山」
お見舞い―菊池寛「病人と健康者」
時の氏神―菊池寛「時の氏神」
好色成道―菊池寛「好色成道」
龍―菊池寛「竜」
ある理由―菊池寛「葬式に行かぬ訳」
マスク―菊池寛「マスク」
浅田次郎×春風亭小朝「菊池寛の小説には、心の動きがある」
著者等紹介
春風亭小朝[シュンプウテイコアサ]
1955年、東京生まれ。1970年、春風亭柳朝に入門。1980年、三十六人抜きで真打昇進。入門当初から頭角を現し、テレビ出演や大舞台での独演会を精力的にこなしてきた。1997年に落語界初の日本武道館公演、2003年に落語家初の新宿コマ劇場座長公演など、落語の裾野をひろげるべく、常に新しい企画に挑んでいる。2003年に笑福亭鶴瓶・林家正蔵・春風亭昇太・立川志の輔・柳家花緑と『六人の会』を結成し、落語界の活性化、若手の育成に取り組む。2004~2008年に開催した「大銀座落語祭」は、各方面から注目され、落語界に一石を投じた。現在も年間二百回を超える独演会・講演会を全国でおこなう。執筆活動、コメンテーター、バラエティ番組やドラマへの出演、クラシック音楽・ジャズのプロデュース公演を企画するなど、その活動は多岐にわたる。2014年度、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。2020年、紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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