零の晩夏

個数:
電子版価格
¥1,800
  • 電子版あり

零の晩夏

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月10日 12時02分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163913889
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

モデルが例外なく死に至るという“死神”の異名を持つ謎の絵師ナユタ。その作品の裏側にある禁断の世界とは。渾身の美術ミステリー。

内容説明

彼女たちは例外なく死に至る。“死神”の異名を持つ謎の絵師ナユタ。その作品の裏側にある禁断の世界とは?岩井俊二が描く、生と死の輪郭線。渾身の書き下ろし絵画ミステリー。

著者等紹介

岩井俊二[イワイシュンジ]
1963年生まれ、宮城県出身。『Love Letter』(95年)劇場用長編映画監督デビュー。映画監督・小説家・音楽家など活動は多彩(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

278
スタートが映画監督の岩井俊二だけあって、読んでいて映像が目に浮かぶようだった。謎の画家ナユタが描く絵画のモデルが次々と死んでいく。彼の作品は「死神伝説」となってさらにヒートアップ。場面転換がスピーディーでどんどんはまってしまった。まさに、「絵画ミステリー」。堪能しました。2021/12/22

いつでも母さん

197
『生と死の輪郭線。絵画ミステリー。』と帯にある。なんだろ、読んでいて映像が浮かぶのだ。(これはは岩井俊二ならではか?)根津に操られて謎を解く過程で骨が出て来て、あらあらこの話は何処へ?と長く感じたりもしたが、概ね面白く好みのラストまで読んだ。(って、かなりの上から目線で申し訳ない)2021/08/26

ちょろこ

154
心地良さで始まり、終わる一冊。描かれたモデルが必ず死ぬという"死神"と噂される絵師の謎に迫っていくミステリチックでラブな物語。これ系は好き。一枚の絵画に出会う序盤から柔らかな心地良さに包まれ始める。謎の絵師に迫っていく過程は微妙なラブの魅せ方が絶妙、かつ知りたい欲の誘導が巧いなという印象。そして何となく感じていたものが綺麗に重なり合うかのような瞬間もまた心地良い。必然か偶然か、今までの出会いと出来事は全てこの瞬間のためだったのか…考えるだけで幸せ気分。最後も柔らかな心地良さに包まれる素敵な読書時間だった。2021/09/19

モルク

123
広告代理店につとめる花音は零の「晩夏」という1枚の画に強く惹かれる。社内スキャンダルにより退職し美術雑誌のライターになり、そこでの取材は死神の異名を持つ「ナユタ」に関するもの。ナユタの関係者にあたっていくうちに次々と新たな疑問が…いったいナユタって何者?高校の後輩加瀬との偶然の再会、死を求めその境界をさまよう医師染井、元職場の浜崎そして真実を知りながら謎かけばかりの画商根津…様々に絡み合い真相が明らかに。そしてまた零の「晩夏」へと…。テンポもあり読みやすい、読み応えもある。読後暫しその余韻にひたる。2021/12/18

みかん🍊

97
美大を卒業後就職した広告代理店をあらぬ噂を立てられ退職した花音は美術雑誌の記者の職を得て作品のモデルたちは死に至る死神と言われる正体不明の「ナユタ」という絵師の取材をする事となる、彼は誰でどんな背景を持ってこの絵が描かれているのか、取材先で様々な人と出会うがアーティストというのはあまりに個性豊かで繊細で常人とは違う感覚の持ち主が多い、そうでないと個性的で人の目を惹く作品を生み出せないのかもしれない、ミステリでありながら岩井さんらしい幻想的で巡り合わせや運命を繰り入れられた純愛小説でもある面白かった。2022/03/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17999060
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品