内容説明
一本の映画で二度三度とおいしい。物語作家ならではの洞察が光る珠玉のエッセイ集。
目次
1 2014‐2016 少女はひと夏で大人になる(少女はひと夏で大人になる『夏をゆく人々』;音楽の神さま、あの娘を助けて『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』;少女のトラウマが“物語化”されるとき『ヴィオレッタ』 ほか)
2 2017‐2018 人生には無数のifがある(人生には無数のifがある『ノクターナル・アニマルズ』;祈る。作家の“声”を取りもどすことを『作家、本当のJ.T.リロイ』;手話という美しい言葉『ヴァンサンへの手紙』 ほか)
3 2019‐2020 みつめあい、魂をみつけろ(みつめあい、魂をみつけろ『ブラインドスポッティング』;ただ優しい会話ではなく…『月極オトコトモダチ』;犯罪失敗青春喪失映画『アメリカン・アニマルズ』 ほか)
著者等紹介
桜庭一樹[サクラバカズキ]
1999年「夜空に、満天の星」(『AD2015隔離都市 ロンリネス・ガーディアン』と改題)でファミ通エンタテインメント大賞に佳作入選。07年に『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年に『私の男』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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