孔丘

個数:

孔丘

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 16時57分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 578p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163912707
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「論語」に描かれる神格化された姿ではなく、不運や失意にも苛まれた男の波瀾万丈を書いた大河小説。構想三十年にして最高傑作誕生!

内容説明

母の死、息子との対立、老境の旅路…。人間・孔子が生きている!構想三十年の大河小説。

著者等紹介

宮城谷昌光[ミヤギタニマサミツ]
1945年、愛知県蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事、創作をはじめる。その後、帰郷。長い空白を経て、「王家の風日」を完成。1991年、「天空の舟」で新田次郎文学賞。同年、「夏姫春秋」で直木賞。1993年度、「重耳」で芸術選奨文部大臣賞。1999年度、司馬遼太郎賞。2001年、「子産」で吉川英治文学賞。2004年、菊池寛賞。2006年、紫綬褒章。2015年度、「劉邦」で毎日芸術賞。2016年、旭日小綬章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

239
人間孔子が描かれます。学びへの飽くなき探究、時代を読む確かな目、凛としたカリスマ性...やはりすごい人なんですね。師事する良くできた弟子たちも魅力的です。政治の乱れに翻弄されて漂流する姿が劇的です。「政治とは、先んずること(率先して行うこと)、労すること(ねぎらうこと)である」など学びも多い、格調高い一冊です。2021/05/04

あさひ@WAKABA NO MIDORI TO...

146
春秋時代の中国の思想家、孔子の生涯を描いた作品。神格化されたものではない、人間・孔子の物語ということで、人間臭い逸話なんかも期待してたんだけど、ん~小説としてはどうなんだろ。国を追われての放浪の人生や弟子たちとの絆とかは理解できたけど、ただただ淡々と。読み物として少しはエンタメ要素のサービスがあっても良かったんじゃない、宮城谷先生!ってな感じ。求めるものが少し違ったのかも( ̄- ̄)ゞ2021/04/05

ふじさん

102
宮城谷昌光の「子産」で、孔子に敬仰された最高の知識人子産という表紙を見て、いつか孔子の生涯を知りたいと思って、この本を手にした。魯で生まれ、礼を理想の秩序、仁を理想の道徳とし、その理想の実現に一生を捧げた思想家。一時は、魯の司寇にまでにになるが道半ばで職を追われ、諸国を歴遊して理想の道を説き続けるが受け入れられることなく、時世の受け入れがた現状を憂いながも弟子の教育に力を注ぐ。ままならない人生を淡々と生きる孔子の姿には、生身の人間の苦悩が見え隠れする。読むのに苦労はしたが、読み応えは十分。       2023/01/13

R

61
孔子の生涯を描いた小説でした。論語を嗜まないので、どのあたりが創作かわからなかったけども、各地を流転しながら思想を深める先生という像ながら、後半は思想が深まりすぎて世間との乖離が大きくなっていた印象を持った。努力と思索の若い頃の話は非常に面白かったが、その反動で天に身を委ねる生き方が無責任にも見えてしまって、その思想の是非を考えさせられた。しかし、あれだけ転居を繰り返していて、言葉はどうしていたんだろうと、いらんことを気になった。日本における松蔭先生のそれに近い熱量を感じた。2021/05/08

キジネコ

50
問う者の理を解する力・性向を直で感得し言葉を選び本質へ教導する、と物語は孔子の一面を評します。論語に限らず言葉は触れる者によって届く場所が違ってしまう、とも小説は云います。礼によって至高の哲理を目指し乍らも現実から逃れて大陸を彷徨う孔子の矛盾。欲動に曇る視界を弟子たちに窘められる孔子。妻を離縁した孔子、そして母を奪われた息子と生涯打ち解ける事のなかった孔子…聖を冠して祀られた人の軌跡をたどれば俗人の親近が垣間見える。儒者孔丘の味わった人生の蹉跌、至福は如何様だったのか?彼は頑固で偏屈な父親かも知れない。2022/03/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16647961
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。