出版社内容情報
9年前にくも膜下出血で倒れ、半身麻痺および高次脳機能障害の後遺症が残る神足氏は、現在、奥様に支えられてリハビリの日々を送っています。
当初は、前日の食事を忘れるどころか、食べ方も忘れるほどでしたが、積極的に最新型の車椅子や介護食を試したり、家族でハワイを旅したり、ディズニーリゾートや新国立競技場の進んだバリアフリーな設備を訪れるなど、ポジテェイブに生活するうち、何と梨を?けるまでに回復しました。そんな日常が、ユーモラスに描かれています。
さらに、ベストセラー『恨ミシュラン』以来の相棒である西原理恵子氏のイラストが、絵本的魅力を演出しています。
介護に関係されている方は勿論のこと、今は介護に縁のない方にもお楽しみいただけると思います。
あっという間に読めて理解が深まる、いまだかつてない〝介護本〟です!
内容説明
老人ホーム検索サイト「みんなの介護」の人気連載「コータリさんからの手紙」で大反響!「要介護5」のコラムニストが描く愛と介護の日々―。
目次
ようやく食べることを思い出す
ケアマネさん選びは大変だ
ヘルパーさんは話し方も大切だ
ケアマネさんが替わった理由
車椅子乗りとして羨望のまなざし
久しぶりに電車に乗ったこと
息子が結婚!
痛い!そこ、折れてる!
車椅子が合ってなかったなんて
絶望のひとりぼっちな気分〔ほか〕
著者等紹介
神足裕司[コウタリユウジ]
1957年8月10日、広島県生まれ。コラムニスト。修道高校を経て、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。学生時代からライター活動を開始。漫画家・西原理恵子とともに92年から「週刊朝日」で連載した「恨ミシュラン」は106回つづく人気連載となった。また、テレビ、ラジオなど幅広い分野で活躍。2011年9月、くも膜下出血に倒れ、1か月半、意識不明が続く。失語症、左半身不随などの後遺症が残り、ほぼ寝たきりの「要介護5」認定。2012年9月に退院、自宅で介護を受けながら、コラムニストとして復活(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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