出版社内容情報
再開発が迫る新橋駅前の二つの名物ビルには知られざるディープな時間が流れている。その魅惑的なカオスの全貌を写真満載で伝える。
内容説明
再開発計画によって失われゆく新橋駅前ビル&ニュー新橋ビル。一歩足を踏みいれると、迷路のようなビルの中は、アッと驚く楽園だった―。戦後の闇市から脈々と続くカオスの全貌と妙味溢れる人間模様に迫る異色の探訪記。最後の秘境は東京のど真ん中にあった!
目次
マーケットの路地裏が遊び場だった
妖しい中国系マッサージ街の謎
“裏新橋”の入り口に立つ
カプセルホテルに暮らす演歌師のブルース
ピンクの部屋に棲む蜥蜴
駅のホームを見下ろす部屋で
生卵をかっ込みながら頭を刈る
スナックは魔の巣か団欒か
汐留再開発が支えた幸福の味
浮世と現実を昇り降り
水槽に映るファミリービジネス
二つのビルとチベットを行き来して
これから新橋はどこへ行く
著者等紹介
村岡俊也[ムラオカトシヤ]
1978年生まれ。鎌倉市出身。中央大学法学部卒業。『BRUTUS』『翼の王国』『Subsequence』など、雑誌媒体を中心にライターとして活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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