- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
リビングで“神様”は言った。「バカ波動を出すな!」監視カメラつきの勉強部屋、秘書の体罰、中学受験に失敗して後継者失格に。教祖の長男として生まれながら外界に生きる道を選んだ青年がすべてを告白した。
目次
第1章 私だけが知っている教団の内実―霊言、カネ、政治活動、学校経営
第2章 大川家で生まれ育つということ
第3章 大川家の人々と両親の離婚
第4章 脱会の真相
著者等紹介
宏洋[ヒロシ]
俳優、映画監督。1989年2月、宗教法人「幸福の科学」創始者兼総裁・大川隆法の長男として生まれる。青山学院大学法学部卒。2018年9月に教団を離れて以降は、教団の実態をYouTubeなどで発信(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アコ
23
幸福の科学総裁の長男による教団内部事情、家族との交流など。/いわゆる暴露本。「信者は霊言を信じているのか?誰もが抱く疑問でしょう。答えは『何も考えずに受け入れている』のだと思います。」「自分の意思を持たず、自分では何も決めずに動けるのがカルト宗教の一番の魅力」にはゾッとした。※あくまで著者目線なのは承知。/ロングインタビュー書き起こし構成+以前YouTubeをいくつか見ていたのでサラッと読了。装丁はもっとシンプルなほうが手に取りやすいのでは。(『小保方晴子日記』のような。)2020/12/09
おいしゃん
22
巨大新興宗教の内情、特に組織体制や後継者育成など、教祖の息子だからこそ書ける内容がたくさん。2021/07/31
gtn
19
信者を救済するために、今後も情報発信が必要なのは、教祖ではなくその息子であることが分かる。2020/09/19
paluko
8
本書の出版時点(2020年3月)では大川隆法は健在だったが2023年3月に逝去、大川隆法「だった」という過去形がちがう意味で現実化してしまった。幸福の科学公式サイトではいまだに総裁の死去に関し一切のアナウンスメントがないのも凄い。本の内容については、YouTubeで宏洋氏が語っている内容ほぼそのまま。インタビューを元に構成しているが、冷静な文体のため宏洋氏の常識人ぶりと教団の異様さがより対照的に描き出される結果になっている。2023/11/22
しげ
6
家の中に「神様」がいる家庭、の話のはずなのに、神々しさ、静謐さとは程遠い、人間くさいエピソードが満載で、ブラックコメディを観ているような可笑しみを感じました。2023/03/13