- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > TV映画タレント・ミュージシャン
- > ノベライズ(テレビ)
内容説明
本書は2019年1月6日から6月23日までNHK総合ほかにて放送された「大河ドラマ『いだてん 東京オリムピック噺』」第1回から第24回のシナリオ(決定稿)をまとめたものです。
著者等紹介
宮藤官九郎[クドウカンクロウ]
1970年、宮城県出身。脚本家、監督、俳優。91年、大人計画に参加。95年にはパンクコントバンド「グループ魂」を結成し、“暴動”の名でギターを担当。主なドラマの脚本に『木更津キャッツアイ』(芸術選奨文部科学大臣新人賞)『タイガー&ドラゴン』(ギャラクシー賞テレビ部門大賞)『うぬぼれ刑事』(向田邦子賞)『あまちゃん』(東京ドラマアウォード2013脚本賞)『ゆとりですがなにか』(芸術選奨文部科学大臣賞他)。映画の脚本に『GO』(日本アカデミー賞最優秀脚本賞他)など。監督・脚本映画に『真夜中の弥次さん喜多さん』(新堂兼人賞金賞)など。舞台『鈍獣』で岸田國士戯曲賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
21
去年一年、しっかり楽しませてもらった「いだてん」。シナリオで読むと、どの場面も目に浮かんで泣けてしまう。やっぱりぜったいに面白かったよ!いだてん最高じゃんねえ!と一人で興奮しながら読みました。収録されている対談で勘九郎さんと綾瀬はるかさんが視聴率のことに触れていたけど、いやもうぜったいこの大河は残りますから、その真価が正確に評価されたとき、わたしはリアルタイムで応援してたって笑うんだから、と思いました。大好きだ「いだてん」。2020/07/11
五月雨みどり
10
第4~8回がオンデマンド配信されていない(ピエールの野郎~💢)ので、そこだけ2度読み。シナリオ自体素晴らしい出来なんだけど、ドラマの空気感を心底感じるのは難しく(シナリオを具現するキャストや演出や音楽やセット・ロケ・VFXがグッジョブ過ぎて)、登場人物が多い&時代錯綜するから、やっぱ画と音がないと。今年の春口くらいからやっと円盤になるので、それまでの辛抱。2020/01/19
法水
10
活字で読んでも面白いものは面白い。特に四三が女子スポーツの普及に尽力するようになってからは感動の連続。シマが脚を出して走ったことを父親らに責められた際、「女子が脚ば出して何が悪かね!」「男子は良くて、女子は悪か理由ばお聞かせ願いたい!」「(女子の体が好奇の目にさらされるのは)そりゃ男が悪か! 女子にゃ何の非もなか!」といった一連の四三の台詞が素晴らしい。やっぱり円盤買おうかなぁ。2019/12/26
paluko
7
読友さんの、「大好きないだてんを語る会」にTV持ってないのに参加しようと借りてきた本。結局イベントはお流れになりましたが…視聴率最低の意味はほぼ開いた瞬間にわかりました。とにかく場面転換(しかも時代・語り手・場所が容赦なく飛ぶ)が多い。ご高齢の大河ファンには受け入れがたいスピード感だったと容易に推測できます。内容的には女子体育、ドッヂボール、インターバル走法、ランニングシューズ、熱中症対策などなど様々な「事始め」が語られ非常に興味深いものです。ノベライズしたら読みごたえのある歴史&スポーツ史小説になりそう2020/03/07
めめ
6
ノベライズではなく完全シナリオ集だが全話視聴しているので脳内補完で物語として読めると思い購入。面白い!実際に映像化された部分、カットされた部分、逆にシナリオにはないがアドリブ等で足し込まれた部分が判り、映像を思い浮かべながら読むとディレクターズカット版を視聴している気分が味わえる。ディープないだてんファン必見の書。2019/09/10
-
- 和書
- むた爺のつぶやき