幽霊解放区

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  • サイズ B40判/ページ数 285p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784163909493
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

人気シリーズの第二十七作。人気レストランに、死んだはずの男から「予約」の電話が。この謎に宇野と女子大生・夕子のコンビが迫る。赤川ミステリーの世界を堪能できる、人気シリーズの第二十七弾が登場!



宇野と夕子が旅先のレストランで食事をしていると、”死んだはずの男”から「予約」の電話が入った。

この男は、かつて地元商店街会長の16歳の娘が遺体で発見された際に、店の主人の証言によって、殺人容疑で逮捕され、現場検証の直後に、トラックにはねられ、即死していた。 後日、この家族が暮らしていた家も、謎の火事で全焼してしまった。

果たして、「死者からの予約」はホンモノなのか。

被害少女は、いったい誰に殺されたのか。

不穏な雰囲気が漂う街の謎に、宇野と夕子が迫る。



表題作のほか、「ふさがれた窓」「忘れな草を私に」「悪夢の来た道」「悪魔の美しさ」「行列に消えて」「手から手へ、今」の計七篇を収録。

赤川 次郎[アカガワ ジロウ]
著・文・その他

内容説明

「宇野さん、夕子さん、またお世話になってしまって」と、沙知子が言った。「とんでもない」と、私は言った。「もっと早く真実が知れたら良かったですがね」宇野と夕子が、食事をしていたレストランに、死んだはずの男から「予約」の電話が入った。この男は、少女が遺体で発見された際に、店の主人の証言によって、逮捕され、現場検証の直後にトラックにはねられ即死していた。「死者からの予約」はホンモノなのか!?大好評“幽霊”シリーズ第27弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸巻

28
警視庁捜査一課の宇野警部と女子大生の恋人・夕子が出掛けた先で事件に遭遇する幽霊シリーズ第27作目。7話収録の短編集である。何年振りに読んだかも覚えていないこのシリーズ、こんなに1話がコンパクトにまとめられていたかな…。コンパクトなだけに余計なものが削ぎ落とされているので、非常に読みやすい。ミステリを読みたいが、とにかく早く真相が知りたいときにおすすめ。2019/02/14

よしりん

23
‘幽霊’シリーズ第27弾…もうそんなになるのに全く歳を取らない宇野&夕子。なので2人の仲も進展しない。まぁそれはそれでいいのかもしれないけど💦今回は7つの短編でどれもサクッと読めたのだけどそのぶん物足りなく感じた。2021/01/12

星落秋風五丈原

19
ほんとうにすぐに読めました。ついにこのサイズになりましたか。2019/01/30

白雪ちょこ

14
全7話の短編集。 今回は後味が悪く、嫌な気分になる終わり方の事件が多く感じられた。 特に、一番最後の幽霊解放区も、もやもやするような、それでいて悲惨に思い、胸が苦しくなるようなオチだったので、今回はあまり良い気分で終わるようなものはなかった。2021/09/22

蕭白

10
あっという間に読み終えてしまいました。2019/01/19

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