こちら横浜市港湾局みなと振興課です

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  • サイズ B6判/ページ数 322p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163909226
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ミステリーの名手が、出会いと別れの町・横浜で働く公務員を主人公に、壮大なドラマを紡ぎあげた。読めばヨコハマに行きたくなる!ミステリーの名手・真保裕一の最新刊は、港町・横浜ならではの、出会いと別れの物語。



主人公は横浜市の港湾局みなと振興課で働く船津暁帆。ヨコハマ振興のため、舞い込んでくる大量の仕事に忙殺されている。猫の手でも借りたい状況の中で、配属された新人・城戸原泰成は、国立大学出身のエリートで、様々な難題をパーフェクトにこなす有能な男だった。

カンボジアからの研修生の失踪事件や、フォトコンテストの応募写真を巡る謎、豪華客船「ダイヤモンド・テレジア号」体験ツアーでの幽霊騒ぎなど、数々のトラブルを暁帆と城戸坂の名コンビが乗り越えていく――。

その過程で、二人は戦前の横浜の暗部を探り出す。「横浜港 大感謝祭」の開催が近づくなか、暁帆&城戸坂が辿りついた真実とは。



山下公園前に浮かぶ氷川丸や、象の鼻パーク、コスモワールドの観覧車、外国人居留地――ヨコハマの歴史的名所に、隠された謎を解き明かせ!

真保 裕一[シンポ ユウイチ]
著・文・その他

内容説明

山下公園前に浮かぶ氷川丸・象の鼻パーク・コスモワールドの観覧車・戦前にあった船員下宿・外国人居留地・横浜開港祭。ヨコハマに隠された謎を解き明かせ!

著者等紹介

真保裕一[シンボユウイチ]
1961年、東京都生まれ。1991年『連鎖』で第37回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。1996年『ホワイトアウト』で第17回吉川英治文学新人賞、1997年『奪取』で第10回山本周五郎賞、第50回日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で第25回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

241
真保 裕一は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。横浜に地縁があり、港湾局みなと振興課の設定が新鮮で期待して読みました。十分ドラマがありそうなので、ミステリータッチにしなくても良いのではないでしょうか?少し中途半端な気がします。2018/12/05

修一朗

92
地元の横浜発信の真保さんの小役人小説,横浜の歴史を題材に取っているお話なので親近感あって楽しい。山手地区は確かに山を切り開いて宅地化した独特の地形してるし,外国人の増加と共に街が拡大したのが横浜ですよね。軽めタッチでこのままドラマ化されそうな感じ。次は評判がイイ真保さんの初期の小役人シリーズを読んでみます。2019/03/09

いたろう

79
横浜港に関する様々な雑事が回されてくる「横浜市港湾局みなと振興課」。妙に具体的な組織名に、本当にあるのだろうかと思って調べたら、横浜市港湾局は実在するものの、みなと振興課はなく、賑わい振興課が本当? そして小説では、みなと振興課は、本庁舎ではなく、山下公園に近い産業貿易センタービルに入っていることになっているが、実際にそのビルに入っているのは物流運営課のよう。それはともかく、本作は、お仕事小説というより、謎解きミステリ? 高卒の女性職員、暁帆と国立大出のエリート新人、城戸坂の、歴史を紐解く謎解きが面白い。2022/01/12

yukision

75
横浜市公安局の2人の若手職員が仕事に関わる中で謎を解いていくミステリー。最初はライトな内容だが,後半,過去の事件を掘り起こすうちに大きな政財界の闇が炙り出される。題材は面白かったが,やや読みにくかった。2022/04/09

さっこ

57
横浜市港湾局みなと振興課に配属されたスーパー新人と先輩職員とが、数々のトラブルを解決していくのですが、後半に進むにつれミステリ感が増して読みやすくなりました。じわっとくる終わり方も良かったです。2019/10/02

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