出版社内容情報
ミステリーの名手が、出会いと別れの町・横浜で働く公務員を主人公に、壮大なドラマを紡ぎあげた。読めばヨコハマに行きたくなる!ミステリーの名手・真保裕一の最新刊は、港町・横浜ならではの、出会いと別れの物語。
主人公は横浜市の港湾局みなと振興課で働く船津暁帆。ヨコハマ振興のため、舞い込んでくる大量の仕事に忙殺されている。猫の手でも借りたい状況の中で、配属された新人・城戸原泰成は、国立大学出身のエリートで、様々な難題をパーフェクトにこなす有能な男だった。
カンボジアからの研修生の失踪事件や、フォトコンテストの応募写真を巡る謎、豪華客船「ダイヤモンド・テレジア号」体験ツアーでの幽霊騒ぎなど、数々のトラブルを暁帆と城戸坂の名コンビが乗り越えていく――。
その過程で、二人は戦前の横浜の暗部を探り出す。「横浜港 大感謝祭」の開催が近づくなか、暁帆&城戸坂が辿りついた真実とは。
山下公園前に浮かぶ氷川丸や、象の鼻パーク、コスモワールドの観覧車、外国人居留地――ヨコハマの歴史的名所に、隠された謎を解き明かせ!
真保 裕一[シンポ ユウイチ]
著・文・その他
内容説明
山下公園前に浮かぶ氷川丸・象の鼻パーク・コスモワールドの観覧車・戦前にあった船員下宿・外国人居留地・横浜開港祭。ヨコハマに隠された謎を解き明かせ!
著者等紹介
真保裕一[シンボユウイチ]
1961年、東京都生まれ。1991年『連鎖』で第37回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。1996年『ホワイトアウト』で第17回吉川英治文学新人賞、1997年『奪取』で第10回山本周五郎賞、第50回日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で第25回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
修一朗
いたろう
yukision
さっこ