十津川警部シリーズ
京都感傷旅行

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  • サイズ B40判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784163908212
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

京都にある美人女将の料亭旅館に集った大学時代の同級生が、次々と命を失う。女主人の生家は平安時代から続く陰陽師の家系だった。祇園祭で賑わう京都の料亭旅館で起きた連続不審死。

謎の美人女将の正体は?



還暦を迎えた沢田秀一は、大学時代の”鉄道友の会”の仲間と、メンバーの西野京子が営む京都の料亭旅館に集い、祇園祭をはさんだ一週間を楽しむ予定だった。

ところが同窓生の一人が「私は、騙されたのか」という言葉を残して不慮の死を遂げ、京子の生家が陰陽師の家系であることに興味を示していた女性も遺体で見つかった。

古都で起きた連続不審死は、陰陽道の影響なのか――。十津川は京都へ向かう。

西村 京太郎[ニシムラ キョウタロウ]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

139
十年ぶりに京都に集まった鉄道友の会の同窓生5人に起きる不審な死の連鎖、生け花の家元の息子の死、美人女将の生家は平安時代から続く陰陽師の家系、といった魅力的な素材が並ぶのですが残念ながら(惜しくも)結末は平凡な線でまとめられてしまいましたね。5章まで語り手だった沢田が残り2章で十津川警部に主役を譲って最後は退場したのが心残りで何とか最後に事件を総括して欲しかったです。最初の死者・長谷川のメモは意味不明で陰陽道の関わりも幻の様に曖昧模糊。唯一陰陽道が今も尚京都人の心に生き続けているという考えに心魅かれました。2018/05/14

ねなにょ

22
これまで、何冊か十津川警部シリーズをよんできたけれど、十津川警部の登場も2/3過ぎてからだし、なんか、モヤモヤ。京都が舞台だからゆったり感が強く感じてしまったのかしら? う~む。 2019/10/01

Ayako

4
十津川警部が出て来ない!と思いつつ読んでいたら、終盤でようやく登場。 ところどころに出てくる京都に関する豆知識は、作者が以前京都に住んでいたためだろうか。 事件自体はこじんまりな感じで、あまり印象に残らなかった。2018/05/11

たかひー

3
★★ なんとなくストーリー、展開にキレがないなぁと感じる。昔からの惰性で読み続けているけれど、う~ん。2019/05/05

ナオミ

2
読みやすかったけど、なんか釈然としない終わり方というかトリックというか。 普通に半日この人だろうなと、分かったから。 読んでてワクワクドキドキもなく。 2021/05/08

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