小屋を燃す

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163908199
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

信州の総合病院を定年退職した。同世代の男たちと魚を釣り、小屋を作って酒を呑む。夕暮れに古い記憶が訪れる…。充実の連作短篇みんな、ほんとにあったのだろうか。



信州の総合病院を定年退職した。同世代の男たちとイワナをつかみ獲り、小屋を作って集い、語り、そして燃す。生死のあわいをおだやかに見つめる、充実の連作短篇集。

南木 佳士[ナギ ケイシ]
著・文・その他

内容説明

思い起こされる幼年時代、患者の最期を看取る医療と作家業の両立の無理からの発病…その日その日を生きのびるために、畔を歩き、四股を踏む。たぶん、答えはあらかじめからだのなかに用意されていたのだろう。南木物語の終章。信州の総合病院を定年退職した。同時代の男たちとイワナをつかみ獲り、小屋を造って集い、語り、そして燃す。生死のあわいをおだやかに見つめる連作短篇集―医師として生死を誠実に見守りつづけた著者にしか描きえぬ、幽明境を異にした者たちとの饗宴。充実の最新作品集。

著者等紹介

南木佳士[ナギケイシ]
1951年、群馬県に生まれる。現在、長野県佐久市に住む。1981年、内科医として難民救援医療団に加わり、タイ・カンボジア国境に赴き、同地で「破水」の第五十三回文學界新人賞受賞を知る。1989年「ダイヤモンドダスト」で第百回芥川賞受賞。2008年『草すべり その他の短篇』で第三十六回泉鏡花文学賞、翌年、同作品で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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