出版社内容情報
「何かを得るためには何かを犠牲にしなくてはならない。それは横綱になった人にしかわからない」と言う白鵬が追求する相撲道とは。
内容説明
大横綱と呼ばれる者だけが知る綱の栄光と苦悩―これは横綱白鵬の心の戦略図を書き起したものである。
目次
1 大鵬越え「心技体。八割は心である」二〇一四年夏場所‐二〇一五年春場所(大局観その壱「自分に打ち勝つという事」;二〇一五年春、最強の証明。「今が一番強い」;大局観その壱「心を真ん中に置くという事」;大局観その壱「最善を図り、最悪に備えるという事」;大局観その壱「一番の敵は自分であるという事」)
2 慟哭、稀勢の里戦「これが負けか」二〇一〇年初場所‐二〇一〇年九州場所(大局観その壱「最強の夢、未完の夢、終わらぬ夢」;大局観その壱「柔らかさは力に勝り、柔らかさは速さに勝つ」;十一・十五、敗北。「平成の連勝記録が止まった日」;大局観その壱「忘れる努力、開き直る努力、運に勝つ努力」)
3 「蘇る野性」苦悩の果てに…(大局観その壱「自分を追い込むという事」二〇一五年夏場所‐二〇一七年夏場所;一〇四八、復活。「灼熱の十五日間」二〇一七年名古屋場所)
著者等紹介
朝田武藏[アサダムサシ]
1963年福島県相馬市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、日本経済新聞社入社。記者として大阪国税局、大阪府警、大阪地検、大阪高検でイトマン事件などを取材。証券取引等監視委員会で四大証券・金融事件、国税庁、東京地検、東京高検、最高検で政界汚職事件などの報道に携わった。2001年9月、ニューヨーク特派員として赴任した直後に発生した米同時テロを専任取材。日経新聞編集委員として、6年間に渡って、松井秀喜、矢沢永吉、横綱白鵬の大型連載コラムを執筆。故郷を襲った東日本大震災を機に11年4月ジャーナリストとして独立。1993年米南部ニューオーリンズの黒人大学に留学し、人種問題を専攻。ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、エリック・クラプトン、B.B.キングなど数多くの単独インタビューを行い、ブルースやロックを評論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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