東京ワイン会ピープル

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163907512
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

秘密のワイン会、それは男女の欲望渦巻く場でもある。ワインを愛する著者しか書けないその魅力と引き寄せられる人々の宿命のドラマ。

内容説明

自慢のワインを持ち寄り楽しむ宴。そこは愛と欲望と打算が渦巻く場でもあった。人気コミック原作者によるもうひとつの『神の雫』。

著者等紹介

樹林伸[キバヤシシン]
1962年東京生まれ。漫画原作者、小説家。コミック原作の代表作に、天樹征丸名で『金田一少年の事件簿』、安童夕馬名で『サイコメトラーEIJI』、姉・樹林ゆう子と亜樹直名で『神の雫』などがある。ワインへの造詣が深く、2010年、フランスの代表的なワイン誌による「ワイン今年の人」特別賞(最高賞)に選出された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pukupuku

70
中堅不動産会社に勤めるごく普通のOL桜木紫野が上司に連れられ参加したワイン会。運命的に出会った新進気鋭のベンチャー企業CEO。ワインが結ぶ縁,これってもしや女子が夢見る究極の玉の輿物語!?はい,ちょっと冷めてますよ。ワイン初心者の紫野ちゃんが,初めて飲む高級だったり稀少だったりするワインの感想をとっても美しく語っていくわけですが,おばちゃんはなんかちょっと引いてしまうかな。まぁでもいつか,どれか一口でも飲んでみたいものですわ。2018/03/04

Kei

28
とても面白かったです!何の予備知識もないまま読み、読み終わってから、原作者の紹介欄で、神の雫の原作者と。残念ながら、漫画は未読ですが、ワイン好きなので、なんとなく知ってます。スノッブになりがちなのに、そんなこともなく淡々と、有名どころがでて、勉強にもなります。さもありなんの登場人物にも、救いがあって、それぞれのストーリーにワインが絡んで、お見事。ワインにちなんでのお話しなら、もっともっと作れると思うので、読んでみたいです!2018/03/04

ga

26
作者は未読のワイン漫画「神の雫」の原作者。東京のワイン会に集うベンチャー企業社長や女医などハイクラスピープルとOLさん2人によるワイン5種をメインにした恋愛絡みの軽いストーリー。ライト過ぎてセレブ生活覗き見感もない。ワイン薀蓄は全然難しくなくベーシックな情報満載なので若い子が読んだ方が良いかな。今はとりあえず美味しいワインを飲みたい!フード描写も魅惑的ではなく残念だったけど苺にトリュフ乗せて蜂蜜ちょっぴりはいいな。紫野ちゃんのワインの感想は読んでいて楽しかったわ。美味しいワインを楽しむ会に行きたいな。2018/04/03

のんぴ

25
んー。何十万円もするワインやシャンパンを持ち寄り、開かれるワイン会。ワインはド素人ながら、意外と天性の舌と表現力があり、ホリエモン的な男に気に入られ、タダで参加できるようになったうらやましい限りのOL。話の展開にはやや違和感あり。最近「おかえり、ブルゴーニュへ」や「ブルゴーニュで会いましょう」「ぶどうのなみだ」など、ワイン生産者の映画をサブスクでよく見ています。今もワインを飲みながら、その向こうに葡萄畑が見えるようです。華やかなワインの背後には、地味でしんどい作業や、難しい決断の連続があります。2020/03/30

shoko

17
ワイン好きだけど、知識はまるでなし。だから、ワインについてはかなり難解でしたが、ワインの味の表現の仕方を学んだ気がする。2021/07/30

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