質問

田中 未知【著】

文藝春秋（2018/01発売）

• サイズ B40判／ページ数 744p／高さ 18cm
• 商品コード 9784163907482
• NDC分類 917
• Cコード C0095

出版社内容情報

寺山修司の秘書として16年間その仕事を支えた田中未知による永遠の問いかけ。読者を思考の迷宮に誘う伝説のアート本が待望の復刊！

著者等紹介

田中未知［タナカミチ］
１９４５年東京生まれ。作曲家、楽器作家、実験映画監督。演劇実験室「天井桟敷」の初期メンバーとして入団。制作・照明を担当し、１９８３年に寺山修司が亡くなるまでの一六年間、秘書兼マネージャーを務めた。音楽家としてヒット曲「時には母のない子のように」をはじめ、寺山修司作詞・田中未知作曲のコンビで数多くの歌を残したほか、東陽一監督作品『サード』『もう頬づえはつかない』『四季・奈津子』『ザ・レイプ』、寺山修司監督作品『迷宮譚』、『ローラ』などの映画音楽も手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[いと]

ぱらっと。面白い。すぐ答えられる質問、数日後にふっと答えが湧いてくるものと。意味深なもの、そうでないかもしれないもの。ゆっくり楽しんでいこう。

2018/02/24

[いえ]

質問の答えを誰かと話し合うとネタになって楽しい。兄が帰省する度に話題にしていました。 Q,空に触れることはできると思いますか-A,空の絵を描いて触れてみれば良い。みたいなとんちっぽい答えが出ることもあるし、Q,心は体のどの部分に置いておくべきでしょうか、という少し考えさせられる質問もある。確かその時は脳に置くか心臓に置くかで意見が分かれ、結論は自分がどんな人間でありどう生きたいかによる、で決着しました。自分と世界に向き合うための365個の問いかけ、考えた人に敬服します。

2020/08/26

[ミャー]

とあるブックカフェで読了。 どこかで聞いた、読んだことがある質問。 皆で一つの質問について、ゆるりと語り合いたい。 個人的には「サクラダリセット」、「階段島シリーズ」の河野裕の作品を思い出しました。

2018/03/24

[Masayuki Chikada]

答えのない問題と対話の奥深さ

2018/05/26