出版社内容情報
ガンが再発。ガンマナイフ治療に抗がん剤。体は辛くても海外登山に講演に、最後まで明るく精力的に活動した著者の記録。がんに冒されながらも明るく前向きに人生を楽しんだ、世界初の女性エベレスト登頂者・田部井淳子。
山を愛し、夫を愛し、人々との出会いを大切にしたかけがえのない日々。
2016年10月20日、亡くなる5日前の病室で「みなさん本当にありがとう!!ありがとう!!百万遍もありがとう!!」と書き残した。
がんの再発から、ガンマナイフ治療、あらたな抗がん剤の使用、海外登山に、講演会と精力的に過ごし、7月の東北の高校生の富士登山プロジェクトが最後の登山となった。
病室で、打つ手はないとわかりつつも来月、そして来春の予定まで考え続けていた著者の姿勢に心打たれる感動の手記。
山の同志であり人生のパートナーであった夫・田部井政伸の話も収録。
★目次
予 兆
転 移
ガンマナイフ治療
ソコトラ島最高峰ハジハル山
新たな抗がん剤
抗がん剤治療開始
怖いもの知らずの女たちin長崎
エベレスト四十周年感謝の会
夫と
ガンマナイフ治療終了
オマーン最高峰ジュベル・シャムス南峰
独特の哲学を持つ先生
スマトラ島最高峰クリンチ山
中 国
怖いもの知らずの女たちin佐渡
最後の富士登山
淳子のこと 田部井政伸
田部井淳子 海外の主な登山歴
田部井 淳子[タベイ ジュンコ]
内容説明
人生が終るそのときまで、人と山を愛した世界初の女性エベレスト登頂者、がん闘病と登山の記録。
目次
予兆
転移
ガンマナイフ治療
ソコトラ島最高峰ハジハル山
新たな抗がん剤
抗がん剤治療開始
怖いもの知らずの女たちin長崎
エベレスト四十周年感謝の会
夫と
ガンマナイフ治療終了
オマーン最高峰ジュベル・シャムス南峰
独特の哲学を持つ先生
スマトラ島最高峰クリンチ山
中国
怖いもの知らずの女たちin佐渡
最後の富士登山
著者等紹介
田部井淳子[タベイジュンコ]
1939年、福島県三春町生まれ。登山家。世界初の女性エベレスト登頂者・世界初の女性七大陸最高峰登頂者で、76カ国の最高峰に登頂した。20~40代女性のための山の会MJリンクの呼びかけ人。山岳環境保護団体NPO法人日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト(HAT‐J)の設立から関わり、2014年まで代表を務めた。2016年10月20日午前10時、腹膜癌のため享年77にて永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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