出版社内容情報
五歳で全身性の脱毛症を発症し、腎臓病も抱える少年。故郷、学校、病…ネット新聞等に発表し大きな話題を呼んだ珠玉の文章の数々。 新潟県在住の別府倫太郎君は十四歳。五歳のときに円形脱毛症により全身の毛が抜けてしまった。さらに七歳で小児ネフローゼを発症。ステロイド治療のためムーンフェイスとなる。小学校2年生とき、学校に行かないことを選択した。
その後、インターネット新聞『別府新聞』を開設。別府新聞社の社長として、地域の話題の取材にでかけたり、自分のことや周囲のことをエッセイとして発表するようになった。次第にその瑞々しい文章の魅力が評判を呼び、知られるようになった。
本書は『別府新聞』で発表した文章と、『別府新聞』を休止して以後に発行する個人雑誌『文藝雪月花』などに掲載したエッセイ、日記、小説、詩のほか、別府君の文章が大好きだという吉本ばなな氏との対談も収録。
別府 倫太郎[ベップ リンタロウ]
内容説明
五歳で全身性の脱毛症を発症し、腎臓の病気も抱える雪国の少年。小学校で「学校に行かない」ことを選んだ著者が、自ら作ったインターネット上の新聞「別府新聞」などで発表した瑞々しい文章の数々。
目次
1(別府社長の手帖;雪国くらしの手帖;雪国のなつ;僕のサッカーボール;別府社長の手帖;呼吸という思想;別府社長の手帖)
対談 別府倫太郎×吉本ばなな
2(作文;日記;エッセイ;詩;小説)
著者等紹介
別府倫太郎[ベップリンタロウ]
2002年生まれ。個人誌「文藝雪月花」を執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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