待ってよ

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  • サイズ B6判/ページ数 339p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163904979
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

さかしまな時間が流れる海沿いの町。墓場から人が生まれる恐怖と、恋人が若返るせつなさ。新しい小説と評された戦慄の受賞作!全選考委員を驚かせた、松本清張賞受賞作



さかしまな時間が流れる海沿いの町。墓場から人が生まれる恐怖と、恋人が若返るせつなさ。新しい小説と評された戦慄の受賞作!

蜂須賀 敬明[ハチスカ タカアキ]

内容説明

墓場からゆりかごまで、時が逆さまに流れる街―5人の選考委員を驚かせた魔術的なストーリー。2016年度松本清張賞受賞作。

著者等紹介

蜂須賀敬明[ハチスカタカアキ]
1987年、神奈川県生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。2016年、『待ってよ』で第二十三回松本清張賞を受賞。同作が小説家デビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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starbro

122
第23回松本清張賞受賞作を読みました。松本清張だから社会派ミステリだとばかり思っていたら、パラレルワールド、さかしまの世界のラブ・ファンタジーでした。処女作の小説としてはレベルが高く、今後に期待ができる作家です。物は試しに、松本清張賞の応募規定を見てみたら、対象作品「ジャンルを問わない、良質の長編エンターテインメント」、選考委員:石田衣良、角田光代、中島京子、葉室麟、三浦しをん 全く松本清張にも社会派ミステリにも関係ないような気がします。何のための松本清張賞なのでしょうか?江戸川乱歩賞を見倣うように。 2016/08/12

モルク

54
左回りに時計の針が進み、時が逆行する町。墓から掘り出され老人として生を受け年をとる度に若返っていく、妊娠している娘のお腹の中にいるのは親。発想が面白く松本清張賞を受賞したこともあり読みたいと思っていた本だった。しかしなかなか内容についていけず、読み進まないまま途中断念。残念ではあるが、図書館返却期限もありこういう結果になってしまった。すまぬ!また機会があれば…たぶん後回しになっていくと思うが…2018/01/28

yumiDON

52
墓場から老人として生まれ、赤子になり子宮へと還っていく、時が逆に流れる町にたどり着いた魔術師ベリー。伝記小説の様な不思議な世界に最初はベリーと共に気持ちの悪いものを感じていたが、徐々に物語に飲み込まれる。時の流れとは、老いとは、若さとは何か、押し付けがましくない文体で胸の奥に入ってくる。この町に生きる彼らの時が過酷なのか、私達の流れが悲しいのか、分からないが読み終わった後、何かが胸に残る不思議な作品でした。2016/11/04

fwhd8325

42
奇妙な物語に感じます。なかなか、私にはこの設定が受け入れられませんでした。頭の中では、アメリカンポップの軽やかなリズムが流れているような感覚だったのは、この物語が設定ほどに、観念的なものでなく、一種のファンタジーだからかもしれない。どこかに、この設定が社会への提議を意味しているのかもしれないが、私にはそうは感じ取ることができませんでした。2016/08/31

竹園和明

35
うーん。これのどこが評価されて松本清張賞になったんだろか。奇想天外な内容ではありますが“松本清張的”では全くありません。理不尽な闇を告発するような作品や緻密な推理の作品にこそ与えてあげてほしい。松本清張の重みや価値を、安易に下げないでほしいです。2016/08/16

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