十津川警部シリーズ
飛鳥2の身代金―十津川警部シリーズ

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  • サイズ B40判/ページ数 218p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784163904337
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

大型テロ情報を受け、乗客を装い神戸から乗船した十津川警部。宮古で最初の異変が……難民問題を提示する緊迫のミステリー。

豪華客船がシージャック! 千人の人質の命は?

大型テロ情報を受け、乗客を装い神戸から乗船した十津川警部。宮古で最初の異変が……難民問題を提示する緊迫のミステリー。

内容説明

豪華客船「飛鳥2」を狙った大型テロ情報は果たして真実なのか?乗客の危険を未然に防ぐべく、十津川警部は妻の直子を伴い、日本一周8泊9日のクルーズに乗船した。本格的料理と多くの娯楽イベント、上品なカジノを楽しむ和やかな空気の中、航海は順調に進むかに思えたが。寄港地の函館で、なぜか着岸しない飛鳥2、そして船内で爆発音が―重大な異変を感じ、船長に詰め寄った十津川は、驚愕の真実を告げられる。船内に閉じ込められた乗客の運命はいかに!

著者等紹介

西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。63年「歪んだ朝」で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。65年「天使の傷痕」で第11回江戸川乱歩賞受賞、81年に「終着駅殺人事件」で第34回推理作家協会賞(長編部門)を受賞。大ベストセラー「寝台特急殺人事件」をはじめ、鉄道をモチーフにしたトラベルミステリー隆盛の立役者に。2001年に神奈川県湯河原町に「西村京太郎記念館」を開館。04年に第8回ミステリー文学大賞、10年に第45回長谷川伸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

40
豪華客船「飛鳥Ⅱ」がシージャックされて、シリアからの難民受け入れを強要される。船内での車椅子の「先生」が消えた話、函館に居る十津川の妻直子からの分厚い手紙が渡されたと書いてあるのに、全く触れずに、疑問も解明されぬ不思議。犯人も逮捕されず。この結末は何?これはミステリーといっていいのか?政府の出来レース?本当にこの結末で終わりなのでしょうか?モヤモヤもやもや。もう著者の作品は卒業でいいかな。2016/07/20

尾塚

9
たまに十津川警部シリーズが読みたくなる時があるんですが。今回は飛鳥2のシージャク事件勃発。犯人の要求はシリア難民10万人の受け入れ。警部と亀井が乗船しても何ら事件は解決せず。だいたい警視庁の刑事が国際問題まで絡むのかな?ストーリーも大雑把で大味。十津川の推理も根拠なく一挙に難民認定の裁判まで飛躍。話が大き過ぎて警視庁の警部では話がつかず中途半端。最近の十津川はミステリーとしてはイマイチかな。2016/07/11

たかひー

3
★★ なんかあんまりにも現実離れし過ぎていて・・・。十津川警部もほぼ活躍しないし。2017/04/03

みゆき

0
☆☆☆☆☆☆2017/02/26

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