アレルギー医療革命―花粉症も食物アレルギーも治せる時代に!

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アレルギー医療革命―花粉症も食物アレルギーも治せる時代に!

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163904306
  • NDC分類 493.14
  • Cコード C0095

出版社内容情報

花粉症や食物アレルギーに関する従来の「指針」は誤りだと声をあげ始めた研究者たち。予防と治療の常識が根底から覆り始めている。

大反響の「NHKスペシャル」を書籍化!

これまでアレルギーの”常識”とされてきた数々の情報。
「一度発症した花粉症は治らない」
「アレルギーになりたくないなら、アレルゲンをとにかく排除する」
「アレルギー予防のために、離乳食はゆっくり進める」
「卵などのアレルギー食品は赤ちゃんに食べさせないのがベター」
「妊娠中、授乳中の母親の食事が子どもをアレルギーにする」……。

これらはすべて、間違いでした!

20世紀後半から、先進国で爆発的に増加したアレルギー。
日本では国民の4人に1人が花粉症を、
赤ちゃんの10人に1人が食物アレルギーを発症しています。

アレルギーパンデミックとも言われるこの状況を打開する手はないのだろうか?
最新研究に迫ろうと始動した取材班が直面したのは、
医療の常識が根底から覆ろうとしている衝撃の事実でした。

カギを握る存在として注目されるのが、日本人研究者が発見した
新たな免疫細胞「Tレグ」です。
この細胞の働きが分かったことで、アレルギー発症メカニズムの解明が進み、
完治を目指す根治療法の研究が世界中で始まっています。

世界中の最新研究を丹念に取材し、アレルギーの予防と完治に向けた実践的な情報が詰まった一冊です。

【目次】
第1章 アレルギー患者のいないコミュニティーを追って
家畜との生活に秘密を発見
第2章 免疫の常識を大きく変えた「Tレグ」
日本人研究者が発見! 唯一の制御細胞
第3章 アレルギー予防の“常識”は間違いだらけだった!
根拠のない指針が患者を激増させたという真実
第4章 アレルギーの本当の原因に迫れ
「いつ」「どこから」入り込むかが分かれ道
第5章 アレルギーを完治させる! 驚きの最新治療法
体内の“天秤”をコントロールせよ!

内容説明

20世紀後半から、先進国で爆発的に増加したアレルギー。その最新研究に迫ろうと始動した取材班は、医療の常識が根底から覆ろうとしている衝撃の事実に直面する。一体、アレルギーはなぜこれほどまでに増加してしまったのか?このパンデミックを果たして人類は食い止めることができるのか?大反響だった「NHKスペシャル」をもとに、さらに詳しく、分かりやすく、予防と治療の最先端を解き明かす!

目次

第1章 アレルギー患者のいないコミュニティーを追って―家畜との生活に秘密を発見(先進国で暮らすアレルギーのない移民たち;200年前から変わらない日々の営み ほか)
第2章 免疫の常識を大きく変えた「Tレグ」―日本人研究者が発見!唯一の制御細胞(ノーベル賞も期待される世紀の発見;司令官に実動部隊。軍隊のような免疫システム ほか)
第3章 アレルギー予防の“常識”は間違いだらけだった!―根拠のない指針が患者を激増させたという真実(命すら奪う食物アレルギーは防げるのか;母親の食生活が子どもをアレルギーにする? ほか)
第4章 アレルギーの本当の原因に迫れ―「いつ」「どこから」入り込むかが分かれ道(深刻なピーナッツアレルギー。はじまりは、乳児湿疹だった;医師から知らされた、予想外の原因 ほか)
第5章 アレルギーを完治させる!驚きの最新治療法―体内の“天秤”をコントロールせよ(Tレグが覆した“治らない病”という常識;花粉症をもとから絶つ!手軽な舌下免疫療法 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かわうそ

55
★★★★★全国民必読書。「Tレグとは免疫の機能を直接コントロールできるレバーのような存在です。免疫の激しい攻撃が原因ぇ起こる自己免疫疾患や臓器移植には、攻撃を抑えるTレグのレバーを上げれば、その誤った攻撃を抑え込むことができる。免疫の攻撃力不足で起こるガンにはTレグのレバーを下げて、免疫の攻撃力を上げてやればよい。しかも、Tレグは誤った攻撃をしていT細胞だけを押さえ込み、免疫全体には影響を与えない。まるで、魔法のレバーのようですね。」(P63、 64)だそうだ。アレルギーが治るそういう時代が来ている。2017/01/06

シュラフ

28
本人もしくはその周囲にアレルギーで悩んでいる人はいるはずだ。アレルギーというものについての基礎知識を得るために一読をおすすめする。現代人はあまりに衛生的な環境で暮らしているため、それがアレルギーの急増につながっているのだという。なんという皮肉なのだろうか、いや悲劇というべきだろう。親が子の健やかな成長のために努力する衛生的な生活が、実際には子をアレルギーにさせてしまうとは。ただ光明も見えている。舌下免疫療法や食事免疫療法などが、アレルギーの予防や治療に効果をあげているという。重症患者にとっては希望だろう。2017/12/23

おれんじぺこ♪(16年生)

23
ほぼ花粉症メイン。『免疫細胞が誤って過剰な攻撃を加えるのがアレルギー。唯一、その免疫細胞の攻撃を抑える働きをするのが「Tレグ」だと考えられている。「Tレグ」をコントロールする臨床試験でアレルギー根治の報告が相次いでいる。』だそうな。食べ物アレルギーの根治する日が来ますように2019/12/02

デコ

15
乳児期にアレルゲンとなる卵、牛乳などをなるべく遅く摂取するという指導が科学的な根拠が全くないって、そんな…!と驚く。Tレグという新たな免疫細胞の発見がアレルギー医療に激変をもたらしている。アレルゲンを皮膚から入れないようにする。皮膚の保護。そしてそのアレルゲンは腸から先に取り入れた方が良いということ。早めに離乳食として食べさせる事が大切。するとTレグという免疫細胞が体内にでき、免疫細胞が誤った攻撃を起こした場合、それを止めると記されていた。Tレグの発見は何時も体をかいている孫たちに朗報。2019/08/25

西嶋

11
子供を食物アレルギーにしないための新常識「妊娠中からアレルギー食材を積極的に食べる」「赤ちゃんには早めに離乳食を与え、アレルギー食材含む多様な食材を与える」「乳児湿疹にはこまめにケアを。ただしアレルギー食材由来の成分の入った保湿剤を塗らないよう気をつける?」といったところか。2018/02/01

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