マリコ、炎上

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マリコ、炎上

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  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163904191
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ついに故・山口瞳氏の記録を抜いて前人未到の三十二年目に突入! ますますパワーアップ、週刊文春連載「夜ふけのなわとび」最新刊。

ついに「週刊新潮」山口瞳氏の記録を抜いて、前人未到の32年目に突入! 「週刊文春」連載エッセイ第29弾。
川崎の中学一年生の男子生徒が殺害された事件について書いた「お母さん、お願い」の回は、批判を含め、様々な議論を呼びました。けれども林さんは言います。「批判されても、思ったことははっきりと言う。それが社会に対する私の責任だと思う。書かなきゃただのおばさんですから」。
飽くなき好奇心と覚悟に裏打ちされた、切れ味鋭いエッセイ。

内容説明

飽くなき好奇心と覚悟に裏打ちされた、切れ味鋭い「週刊文春」の長寿連載エッセイ第29弾。インターネット上で議論を呼んだ、川崎中一男子生徒殺害事件についてのエッセイを全文収録。

目次

叩かないでね(並ぶ人;私の予定;ミュージカルだよ ほか)
木からぽとんと(感じ悪い;お片づけ;お片づけその2 ほか)
年相応のダメージ(ハッピーバースデー;当事者って!;被災地のペット ほか)

著者等紹介

林真理子[ハヤシマリコ]
1954年山梨生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年エッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。95年「白蓮れんれん」で第8回柴田錬三郎賞、98年「みんなの秘密」で第32回吉川英治文学賞を受賞。現代小説、歴史小説、エッセイと、常に鋭い批評性を持った幅広い作風で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

129
寝る前のお伴に少しづつ読んでやっと読了。林真理子も還暦かぁ~と思っていたのにもう新刊。相変わらずパワフル!だけどそれなりに『大人』になってて、頷けることが増えたなぁと・・今後もエッセイ楽しみにしたい。断捨離出来ないご夫婦が楽しい。漆喰の天井のその後が知りたい。勿論クローゼットの中も(笑)真理子さんのご主人の文句はわかるなぁ。でも、優しいじゃありませんか!こんなに読みたい本が溢れているのに、出版業界は不況なのね。本が売れないって・・何故なんでしょ?私は紙の本が大好きなのだけれど。2016/04/30

starbro

118
林真理子は、小説もエッセイも新作中心に読んでいる作家です。「週刊文春」連載のエッセイ集、安定的な面白さですが、可もなく不可もなくといった感じで、タイトルの「マリコ、炎上」は大袈裟過ぎます。オマケの「中島ハルコの恋愛相談室」的な小林麻耶×林真理子の対談「私は結婚できますか?」がGOODでした!2016/04/09

美登利

92
相変わらず、元気な真理子さん。週刊文春の連載のエッセイであるから、女性だけに向けてでは無いところも、安定してますよね。さっぱり売れない雑誌や文芸本を嘆いて、この本を図書館で借りて読んでる私にはとても耳が痛いのですが。(苦笑)確かに雑誌は美容院で置かれてあってもあまり目を通すことが少なくなったな。若い頃は分厚くて重い女性誌を買うのが楽しみだったのに。日々楽しく過ごしてる真理子さんのパワーは100歳を迎えてもお元気なお母様譲りかしら。母を思う娘の姿も垣間見えます。煩いだけのおばさんじゃないのよ、真理子さん。2016/04/21

Ikutan

71
2015年1月から2016年1月までの週刊文春連載のコラムを纏めたもの。その時々の時事ネタも盛り込みながら、真理子さんらしく、バブリーな食事やお買い物、著名人との交流などの話題も色々。歯に衣着せぬ文章は小気味よく、テンポのいい文章はやっぱり読みやすい。ゴキブリホイホイには笑ったよ。こどもやペットに対しては、殊の外温かい眼差し。その分、炎上したという『お母さん、お願い』では、バシバシとした主張。そこは真理子さんらしいね。本屋を営むお母様の影響もあって、本への愛情や出版業界への思いも伝わってくる一冊でした。2016/07/15

ゆにこ

62
林さんのエッセイ。以前読んだ時と変わらず、パワフルな毎日。日本経済の為にこれからも元気に沢山食べて買って欲しい。2016/04/05

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