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出版社内容情報
トルフィンの父殺害の黒幕・フローキが始めたヨーム戦士団の跡目争い。トルケルが参戦したところでトルフィンも巻き込まれてしまう!ヒルドとの戦いで負った矢傷が癒えたトルフィンは、ヴィンランドに平和の国を作るため資金調達の旅を再開する。時を同じくして、世の中が平和になり戦争がなくなってしまったと嘆く猛将・トルケルのもとにヨーム戦士団の幹部・フローキがなにやらキナ臭い話を持ち込む。奇しくも、ヨーム戦士団の本拠地があるヨムスボルグはトルフィン一行が辿ろうとする航路の途中に位置していた。新たな戦いの火種がトルフィン一行に襲い掛かる!
幸村 誠[ユキムラ マコト]
1976年5月4日生まれ。神奈川県横浜市出身。血液型B型。
「モーニング」掲載の『プラネテス』でデビュー。現在は「アフタヌーン」にて『ヴィンランド・サガ』連載中。
2002年、第33回星雲賞コミック部門賞受賞。
座右の銘:「あ、一瞬待ってください、じゃ半日でもいいです」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
93
争いのない国ヴィンランドを目指すトルフィン達一行の旅を描く。旅を続けたいトルフィンに対してまたも更なる足枷が。それは彼の過去の所業だけではなく、血統からくるものだった。この漫画の良さは、人間の本質的善を主題にしながらも、業足る争いもきちんと描いていること。また戦闘シーンも迫力ある筆致で描かれている。★★★★☆2016/08/23
N島
58
剣呑な表紙に相応しく殺伐とした空気に包まれた本巻。フローキの再登場により更に物語が荒れるのは必至。平穏を望むトルフィンには申し訳ないが…こういう展開を待ってた自分を否定できない。2016/08/24
exsoy
50
久々のトルケル、やっぱりクレイジーw/足の怪我の影響が全く無さそうで良かった…2016/09/12
眠る山猫屋
43
未だギリシャへの道は遠い。トルフィンはヒルドとの争いをなんとかクリアしたかと思った矢先、今度は血の因縁・ヨーム戦士団の跡目争いに巻き込まれた。若い頃活躍しちゃったもんなぁ。それにしても、仲間に頼りになる戦士がヒルドさんしかいない・・・。みんなしっかりものではあるけれど。でも、フローキはやっぱり許しがたい相手。というか、ほっとくのもめんどくさそうだ。ヴァイキングにしては権謀術数の徒だし、チャッチャと片付けて早く旅を再開しないと!2016/08/25
ななこ
36
このマンガ、最高に面白い。そして恐るべし圧倒的書き込み…!トルケルが再登場、戦争ばかり求めている暴力男だけどなんか憎めないんですよね(笑)そしてトルフィン、奴隷を経てすっかり穏やかになったかと思いきや、やはり流れているのは戦士の血。戦いにブランクがあってもあれだけ動けるのはすごいし、いけないと分かっていても戦士の目をしたトルフィンは魅力的。ヒルドさんのキャラも好き。続きが待ち遠しい!2016/09/03