出版社内容情報
裏のコンサルタント・水原が接触し調べた堂上保は、人間のエネルギーを摂取し命を奪う新種の頂点捕食者だった――。著者の新境地。
男の人間性を一目で見抜く特殊能力を活かし、裏のコンサルタントとして生きる女性、水原。国家安全保障局(NSS)の湯浅より依頼され、堂上保という男について調査したところ、その正体は、1億人に1人しかいない新種の頂点捕食者(頂捕)であることが判明する。頂捕は容易に人間の命を奪うことも可能で、中国ではすでに、頂捕を利用した要人暗殺事件が起きていた。
やがて、この暗殺事件に関与した頂捕グループが、日本に潜伏していることが判明する。彼らは政府に身の安全を保証するよう求めた。それを断れば、日本の安全保障が脅威にさらされることになる。水原は頂捕との捨身の戦いに挑んだ――。
『魔女の笑窪』『魔女の盟約』に続く、『魔女』シリーズ第3弾!
内容説明
一瞬で人の生命を奪い、日本の安全保障をも脅かす、1億人に1人の存在とは?『魔女』シリーズ第3弾!
著者等紹介
大沢在昌[オオサワアリマサ]
1956年名古屋市生まれ。慶応義塾大学法学部中退。79年『感傷の街角』で第1回小説推理新人賞を受賞しデビュー。『新宿鮫』シリーズをはじめ多数のベストセラーを誇る、日本のエンターテインメント小説界の第一人者である。2005~09年、日本推理作家協会理事長を務めた。主な受賞歴:86年『深夜曲馬団』で第4回日本冒険小説協会最優秀短編賞。91年『新宿鮫』で第12回吉川英治文学新人賞・第44回日本推理作家協会賞。94年『無間人形 新宿鮫4』で第110回直木賞。2001年『心では重すぎる』で第19回日本冒険小説協会大賞。02年『闇先案内人』で第20回日本冒険小説協会大賞。04年『パンドラ・アイランド』で第17回柴田錬三郎賞。07年『狼花 新宿鮫IX』で第25回日本冒険小説協会大賞。12年『絆回廊 新宿X』で第30回日本冒険小説協会大賞。14年『海と月の迷路』で第48回吉川英治文学賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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