出版社内容情報
中国駐在10年の敏腕記者に、前代未聞の特ダネ禁止令! 読売本社に何が起きたのか?「習近平暗殺計画」をスクープした筆者が問う。
元エース記者が一身を賭けて書いた!
中国駐在10年の敏腕記者がつかんだ、習近平総書記の暗殺計画。それは、腐敗一掃を進めて権力基盤を揺るぎないものにしつつあった習総書記に追い詰められた中国高官が、密かに練った謀略だった――。驚愕の情報を事実と確信した記者に、東京の本社から出されたのは前代未聞の特ダネ禁止令だった! いったい読売本社に何が起きたのか?
豊富な経験をもとに描き出す中国の権力闘争の恐るべき暗部。そして、この取材をきっかけに職を辞した元記者が、ジャーナリズムのあり方を問う渾身作。
(目次)
はじめに
第一部 暗殺計画から見た中国
第一章軍事パレードをどう読み解くか
第二章政変劇が抱える深い闇
第三章歴史的スクープはいかにして生まれたか?
第四章 記者生命をかけたスクープ「習近平暗殺計画」
第五章 スクープ記事をどう読むか
第六章 暗殺計画は本当にあったのか
第七章 見えてきた習近平の対日観
第二部 前代未聞の報道自主規制
第八章 耳を疑った特ダネ禁止令
第九章 突然の帰国指示
第一〇章 特ダネ記者の告白
第一一章 掲載不可、辞表までの攻防
第一二章 新聞記者のカウントダウン
おわりに
内容説明
極秘の内部報告とは!?そこには、腐敗一掃を進める総書記に追い詰められた中国高官が密かに練った謀略があった―。驚愕の情報を追う記者に、東京の本社から前代未聞の特ダネ禁止令が出された!
目次
第1部 暗殺計画から見た中国(軍事パレードをどう読み解くか;政変劇が抱える深い闇;巡ってきた特ダネのチャンス;記者生命をかけたスクープ「習近平暗殺計画」;スクープ記事をどう読むか;暗殺計画のリアリティ;見えてきた習近平の対日観)
第2部 前代未聞の報道自主規制(耳を疑った特ダネ禁止令;突然の緊急帰国令;特ダネ記者の告白;掲載不可、辞表までの攻防;新聞記者のカウントダウン)
著者等紹介
加藤隆則[カトウタカノリ]
1962年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。86年~87年、北京で語学留学。88年、読売新聞社入社。東京本社社会部で司法、皇室などの担当を経て、2005年7月~11年3月、上海支局長。同年6月~13年8月、中国総局長。同年9月から中国駐在編集委員を務めたのち、15年6月退社。ジャーナリスト、NPO法人日中独創メディア理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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