中野京子と読み解く名画の謎 対決篇

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中野京子と読み解く名画の謎 対決篇

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163903088
  • NDC分類 723
  • Cコード C0095

出版社内容情報

同様の題材や図柄なのに、その意味や世の評価は時に正反対。人気シリーズ第4弾は様々な観点から2点の絵を対決、真相を紐解きます。

横たわる美女、片や絶讃、片や大スキャンダル!?

同様の題材や図柄なのに、その意味や世の評価は時に正反対。人気シリーズ第4弾は様々な観点から2点の絵を対決、真相を紐解きます。

内容説明

麗しの王妃が二人。壮絶な不幸伝説を残すのは…!?2枚の絵を比べることではじめて見えてくることがある!人気シリーズ第4弾。

目次

死んでもいい・ストレートvsゲイ―クリムト『接吻』/カラヴァッジョ『聖マタイの殉教』
パリのダンス場・昼の顔vs夜の顔―ルノワール『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』/ピカソ『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』
不肖の息子・金持ち父さんvs貧乏父さん―ゴッホ『画家の祖父の肖像』/セザンヌ『「レヴェヌマン」紙を読む画家の父』
飛翔する赤ん坊・神の御使いvs恋のいたずら者―ムリーリョ『無原罪の御宿り』/ヴィアン『キューピッド売り』
嫌われ老人・セクハラvs殺人―ジェンティレスキ『スザンナと長老たち』/ヴーエ『希望と愛と美に打ち負かされる時』
横たわる美女・絶讃ヌードvsスキャンダラス・ヌード―ティツィアーノ『ウルビーノのヴィーナス』/マネ『オランピア』
音楽家・天才vs無名―ドラクロワ『ヴァイオリンを奏でるパガニーニ』/ブリューゲル『農民の踊り』
映画を彩る絵・狂気vs打算―ブレイク『ネブカドネザル』/ミレイ『オフィーリア』
男の美貌・国王vs殉教者―リゴー『ルイ十五世の肖像』/レーニ『聖セバスティアヌスの殉教』
麗しの王妃・オーストリアvsフランス―ヴィンターハルター『オーストリア皇妃エリザベート』/ヴィンターハルター『フランス皇妃ウージェニー』〔ほか〕

著者等紹介

中野京子[ナカノキョウコ]
北海道生まれ。作家、ドイツ文学者。西洋の歴史や芸術に関する広範な知識をもとに、絵画エッセイや歴史解説書を多数発表。新聞や雑誌に連載を持つほか、テレビの美術番組に出演するなど幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

168
中野さんの絵を選ぶセンスというのはわたしのフィーリングによく合っているのでいつ読んでも楽しく読めます。また文章の方でも、映画のことを引き合いに出されて説明されたりしていて、ああそうそうこんな場面もあったのだ、というようなことが思い出されます。この本では二つの対照的な絵画を比較分析されています。いままでとは異なる視点があり楽しめました。2016/12/17

ハイランド

128
対決というより、似たモチーフやテーマの絵画を比較して、裏話も交えて解説するという一冊。怖い絵シリーズよりも語りが軽妙、気軽に読むことができる。。キューピッドの雑な取扱いにちょっと笑ったし、王妃並び立つといったエリザベートとウージェニーの遍歴には大いに興味をそそられた。本書では二つの視点を読者に提示してくれている。一つは非キリスト教文化圏から見たキリスト教文化。もう一つは女性の視点から見た女性蔑視の時代における女性というモチーフの取り扱いである。後者の問題は現代もあまり変わりないかな。美術って面白いですね。2018/05/18

みっちゃん

105
1章毎にテーマを決め、2枚の絵画を対比させるという趣向。ユーモア溢れるわかりやすい文章で興味深く読めた。ただ、文中に題名だけ出てくる絵、名前だけの画家の作品も小さくでいいから見れたらさらに良かったな。一番目が離せなかったのはブレイクの「ネブカドネザル」焦点の定まらぬ見開かれた目。7年間自分を獣と思い込んでいた古の王の怯えと恐怖に引き込まれそうで恐ろしい。対比されていたミレイの「オフィーリア」も現物を前にした時の感激が甦った。2016/05/27

tama

79
図書館本 新刊案内で 「対比させて論じる」という趣向。ジョゼフ・マリーの「キューピッド売り」に驚愕。性格がよさそうなら買ってもいいかな。ドラクロアの「パガニーニ」凄い!バイオリン奏者はレプリカであっても購入して飾るべき。本が小さいので載せてる絵も小さいのは最早承知。まあ、ここで当りを付けて大判の本かネットか、実物を見るのが正しいんでしょうね。すごく好きな絵は、ドガの「カフェにて」とホッパーの「ナイトホークス」。前者は女性の表情(やりきれなさ)、後者はシュールというべき店内外の差異に魅かれました。2015/10/01

あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。

65
分かりやすいし、面白いから家にも1冊欲しいなぁ~(* ̄∇ ̄*)絵を見て紐解く謎を追うのは探偵のような気分になれる。2018/04/29

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