出版社内容情報
Kは小噺のK、簡潔のK、奇態のK。つまり、Kなる体の掌編。これ即ち??K体掌説?≠ニ呼ぶ。小説に新たな旋風を巻き起こす新人登場。
「ぞくっ 物語が降って来る」
(マンガ家 萩尾望都さん)
「鮮明に想像できる創造の世界、楽しい」
(歌舞伎役者 市川染五郎さん)
「うたた寝で見た夢のようだ」
(落語家 春風亭昇太さん)
「世の中の秘密を探る賢者、そういう本来の小説家が現れた」
(KADOKAWA・DWANGO会長 川上量生さん)
21世紀の稲垣足穂か、はたまた、星新一か。
ショートショートで驚異の新人、現る!1
各界の著名人も絶賛!!
抱腹絶倒のユーモア、そして美しい散文詩、
シニカルなSF、切れ味のある怪談。
さまざまショートショートを引っ提げて
九星鳴の第一作品集『K体掌説』がついに刊行。
装画と挿絵は、版画家の山本容子氏が担当。
幻想的な物語に、アクセントとイメージの飛躍が加わります。
Kは小噺のK。
Kは簡潔のK。
Kは奇態のK。
つまりは、Kなる態の掌編。
これ即ち??K体掌説?=B
ショートショートの新しい形。
明快ながら深遠。
飄々として真剣。
短くも奇妙な物語たちの展覧会。
一度読み始めれば、この独特の読み味を持つ、
短い物語にハマること間違いなし――。
ただし、一度に一気に読むと危険です。
中毒にならないように、毎日少しずつお楽しみください。
内容説明
明快ながら深遠。飄々として真剣。短くも奇妙な物語たちの展覧会―。
目次
Kの1 一杯の酒を飲みながら月を待つというはかなり贅沢な遊戯なのではないかという物語。(落ちる首;月を見る猿 ほか)
Kの2 蜘蛛の糸が美しくあやういのはその儚い細さにあるのではないかという物語。(蜘蛛の糸;告知 ほか)
Kの3 なんだか嬉しい朝顔の咲いた朝。毎朝一度の恋。毎日一輪ずつの神サマからのプレゼントである物語。(朝顔少女;雨傘爺さん ほか)
Kの4 観覧車は春の乗りものである。かなしみとともに昇ってゆき去ってゆく夢とともにおりてくる物語。(観覧車;うちの猫 ほか)
著者等紹介
九星鳴[イチジクセイメイ]
1979年4月15日、東京都千代田区一ツ橋で生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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