出版社内容情報
惜しまれつつ引退した浄瑠璃語りの最高峰にして最長老89歳の竹本住大夫が、日本人の情とは何か、文楽の来し方行く末を語り尽す。
文楽の鬼、竹本住大夫。九〇歳&大夫引退記念
自分の仕事をもっともっと好きになれ!
文楽の至宝が熱く語る、日本人の「生きる力」
「浄瑠璃はこころで語るもんです」
人形浄瑠璃「文楽」の大夫として、
日本人の義理人情を語りつづけて六十八年――。
“語りの力”で人びとを泣き笑いさせてきた
住大夫師匠が、舞台を降りて初めて語る。
引退までの日々、先人たちの思い出、文楽と日本のこれから……
叱り、叱られ、命がけ!修業六十八年の「芸の真髄」とは
・若いうちは裕福になったらあきまへん
・成っても成らんでも、一生賭けるから修業です
・「途中でやめたら、人に笑われる」と思うてました
・テープやビデオは、悪いとこを叱ってくれまへん
・弟子が可愛くない師匠はこの世に一人もいてまへん
・死ぬまで稽古、死んでも稽古せなあきまへんなぁ
【目次】
第一章 春のなごりに ~引退まで
第二章 師匠、先輩、弟子 ~修業とリハビリの日々
第三章 貧乏には勝たなあかん ~三和会の長い旅
第四章 デンデンに行こう ~私が育った戦前の大阪
第五章 文楽道場に生きる ~教えること・教わること
第六章 そして文楽はつづく
ええ星の下に生まれましたなぁ ~あとがきにかえて
内容説明
人形浄瑠璃「文楽」の大夫として、日本人の義理人情を語りつづけて六十八年―。“語りの力”で人びとを泣き笑いさせてきた住大夫師匠が、舞台をおりて初めて語る。引退までの日々、先人たちの思い出、文楽と日本のこれから…
目次
第1章 春のなごりに―引退まで
第2章 師匠、先輩、弟子―修業とリハビリの日々
第3章 貧乏には勝たなあかん―三和会の長い旅
第4章 デンデンに行こう―私が育った戦前の大阪
第5章 文楽道場に生きる―教えること・教わること
第6章 そして文楽はつづく
著者等紹介
竹本住大夫[タケモトスミタユウ]
本名、岸本欣一。大正13年、大阪市生まれ。人形浄瑠璃「文楽」大夫(昭和21~平成26)。重要無形文化財保持者(人間国宝)、文化功労者・日本藝術院会員。平成26年5月、文楽大夫の史上最高齢となる八十九歳で引退、惜しまれつつ68年の大夫人生に幕を引いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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