出版社内容情報
巧みなストーリー展開で絶賛されベストセラーとなった「女ざかり」、短篇「鈍感な青年」、単行本未収録の「墨いろの月」などを収録。
丸谷才一の多岐にわたる仕事を網羅した待望の全集がいよいよ刊行開始！ 「小説」「評論」各6巻ずつ、全12冊を毎月順次刊行していきます。
巧みなストーリー展開で絶賛されベストセラーとなった「女ざかり」、短篇「鈍感な青年」「夢を買ひます」、単行本未収録の「墨いろの月」「おしやべりな幽霊」などを収録。解説・池澤夏樹
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らんちあ
2
これは面白い。丸谷才一の評論ではなく、小説がこれほと高レベルとは。今まで不知だった2022/09/27
もー子
1
女ざかりを読みたくて全集途中の五巻から。新聞社が舞台。主人公の女性論説委員が書いた社説の内容で、新聞社の移転先が暗礁に乗り上げそうになり、左遷の危機に陥る彼女を救うのは、女系家族か、愛人か、はたまた彼女を崇拝する各界のホープたちか…はい、主人公はもちろん美人かつ才女。黒川博行風な展開に丸谷エッセイが毎章詰まってる感じで楽しめました。2016/01/25
