余命1年のスタリオン

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 543p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163821207
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

プレイボーイとして名高い俳優、当馬はある日、自らが癌に侵されていることを知る。残り少ない余生をかけて、彼がやるべきこととは?

がんに侵されたプレイボーイ、最後の奮闘!

二枚目半の芸風から「種馬王子」というあだ名を持つ俳優、小早川当馬。
仕事では着実にキャリアを積み、プライベートも絶好調だった。
訪れた病院で、癌の宣告を受けるまでは。

余命はたった一年。残り少ない人生で、世界に一体何が残せるのか?
俳優として、一人の男として、当馬の最後の挑戦が始まる。

内容説明

芸能界への登竜門「スタリオンボーイグランプリ」でデビューし、「種馬王子」の異名を持つ小早川当馬。俳優として着実にキャリアを積み、プライベートも好調だったが、体調不良をきっかけに訪れた病院で、がんの宣告を受ける。余命1年の当馬に、いったい何ができるのか?人生最後のステージが、今、幕を開ける。

著者等紹介

石田衣良[イシダイラ]
1960年、東京生まれ。成蹊大学経済学部卒業。広告制作会社を経て、コピーライターとして独立。97年、「池袋ウエストゲートパーク」で第36回オール讀物推理小説新人賞を受賞。2003年、『4TEEN』で第129回直木賞を受賞。06年、『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パフちゃん@かのん変更

90
新聞連載していたのを途中から読んだことがあるので、結末は分かっていましたが初めから読みました。男の我が儘を感じますが、当馬はいい人だと思う。幸せな最期だった。2013/12/11

ナイスネイチャ

59
初読み作家さん。最初は涙うるうるでしたが、ちょっと長すぎかな。新聞連載と言う事でしょうがないかなと。種馬とかあるから描写も過激かなと思ったがそこも新聞連載なら仕方ない。うーん最後もいまいちグッと来なかったなあ。2014/05/02

りえぴん

55
テーマがテーマなのでもちろんうるうるしました。 でも、実際に二枚目半の俳優さんが余命一年です、と言われて、会見で冗談を言われても笑えないかな・・・と思うし、映画の題名が「種馬の人生」はちょっと・・・ 観に行きたくないかも・・・ でも、そういう軽いテンションも入っていたからか、重々しい感じはなく、さらりと読める話でした。2013/09/08

カナティ

46
種馬王子と呼ばれるプレイボーイの俳優・当馬が肺癌で余命1年と宣告される。残り少ない余命をどう生き抜いていくか...というお話。500ページ越えとボリュームがあるのですが、とても読みやすいので厚さはあまり気になりませんでした。ただ、マネージャーのあかねとの進展はちょっと出来過ぎというか都合が良過ぎな気もしました。女の視点で読むとそれはないんじゃないの〜...みたいな。とはいえ、ラストは上手くまとめているな、と思います。2014/03/03

美紀ちゃん

43
スタリオンボーイの当馬は、ガールフレンドが三人もいて、嫌な奴なのかと思ったけれど、とても思いやりのある良い人だった。きらびやかな俳優業。死は、全ての人に訪れる。命をかけられるほどのやりがいのある仕事をして、夢もかなって、素晴らしい人生だったと思う。2013/10/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6653602
  • ご注意事項