深海の夜景

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163820606
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

妻を、父を理不尽にも殺され、犯人に復讐を企てる男たち。都市の深層に生き再起を窺う人間たちを棟居刑事が優しく見守る社会派短編。

内容説明

見果てぬ夢がここにあるから東京は眠らない。都会の光と闇を彩る精選短編小説集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

かおり

5
短編集です。とても読みやすかったです。でも、短編じゃない方が好きです。2016/06/26

すい

5
定年退職やリストラなど、人生の節目を迎えた人間達が主人公。今日的なテーマを主軸に置きながら、ベタな内容一辺倒にならないのはさすがだと思う。大震災時の混乱に際して、それでも真摯に生きようとする人間の強さ等、日本人ならではのエピソードも楽しい。ただ、棟居刑事シリーズじゃなくても成立しそうなところが残念といえば残念かも。最後に、「リタイアしても人間をやめたわけではない。よせいは余る生ではなくて、誉ある生なのだ」この一言だけは、どうしても忘れられずに頭の中にこびりついている。 2013/07/02

からす

3
同じ設定から違う作品を紡ぎだし、モネの「睡蓮」を思い起こさせた。面白い試みだと思った。2015/12/12

北浦透

3
タイトル、雰囲気といい、良作の予感があった。どの短編ももうすぐ三十代の男にも十分わかる哀感、棟据のダンディズム。ロマンティズムを感じる編も多く、堪能した。2013/06/16

ゆきりす

3
森村氏には珍しく短編集。いずれも定年対象やリストラなど人生の転機に際した人間を描いている。短編だけあってスマートにまとめられ軽快な展開だ。さすが大ベテラン。特攻隊や大震災に触れた二編は人間性の極限状態を考えさせられた。ただ女子高生が犠牲になる結末は悲しく森村氏の作品は女性が憂き目に遭うパターンが多い気がする。2013/05/19

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