出版社内容情報
父・新田次郎の未完の絶筆を息子・藤原正彦が書き継いだ。幕末のポルトガル人モラエスが見た日本人の美しさ、誇りとは? 感動の大作。
内容説明
外交官モラエスが発見した日本の美と誇り。妻・およねへの愛に彩られた激動の生涯―。新田次郎未完の絶筆を、息子・藤原正彦が書き継いだ。
著者等紹介
新田次郎[ニッタジロウ]
明治45(1912)年長野県生まれ。本名藤原寛人。無線電信講習所(現電気通信大学)卒業。気象庁に勤務しながら作家活動を始め、昭和31(1956)年『強力伝』で第34回直木賞受賞。山岳小説、歴史小説をはじめ幅広い作風で知られ、昭和49(1974)年『武田信玄』などの作品により第8回吉川英治文学賞受賞。昭和55(1980)年2月15日逝去
藤原正彦[フジワラマサヒコ]
昭和18(1943)年満州新京生れ。新田次郎・藤原てい夫妻の次男。東京大学理学部数学科卒業。同大学院理学系研究科修士課程修了。理学博士。お茶の水女子大学名誉教授。昭和53(1978)年、『若き数学者のアメリカ』(新潮文庫)で日本エッセイスト・クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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