深海魚雨太郎の呼び声〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163813905
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

海の中で生をうけ究極の野生児として育った太郎は、「文明社会」の何を享受し何に挫折していくのか? 著者渾身の書き下ろし長篇。

内容説明

太郎は生への渇望を強く意識し、涸れざる愛の源泉を確信。支配と服従に毒された文明社会に背を向け、己の未来を切り拓く力強い一歩を踏みだす―人間の尊厳、自己の確立とは何かを問う傑作長篇。

著者等紹介

丸山健二[マルヤマケンジ]
昭和18(1943)年、長野県生まれ。昭和41(1966)年に発表した「夏の流れ」で文學界新人賞、芥川賞を受賞。昭和43(1968)年以来、長野県大町市に居を構え、創作活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おだまん

3
他者との関わり合いが他人?ではないものに成長していく過程が描かれた心あたたまるファンタジーでした。忘れがちなこと、教訓が入っているのでしょうね。2012/07/01

サム・ライミ

1
疲れた。自分には百年早かった。2023/11/20

由綾乃

1
下巻は、人生の昏いところと折り合いをつけて成長していく過程がいい。最終的に雨太郎が救いとなって良かったと思います。爽やかな朝のような読了感でした。2012/06/05

tuu

0
丸山健二はなぜこんなに形容するのだろうか。修飾するのだろうか。あまりよくないと思う。 読ませる力はあると思う。実際ストーリーは面白い。 煙に巻かれて終わってしまった感じ。2016/05/08

takehiro

0
社会とのつながりをもたないこのような生活も良いかも、と思いました。2013/08/18

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