深海魚雨太郎の呼び声〈上〉

丸山 健二【著】

文藝春秋（2012/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 347p／高さ 20cm
• 商品コード 9784163813806
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

海の中で生をうけ究極の野生児として育った太郎は、「文明社会」の何を享受し何に挫折していくのか？　著者渾身の書き下ろし長篇。

内容説明

日出ずる国の南端に浮かぶ島で、溌刺たる嬰児の産声があがる。類まれな生命力と傑出した存在感を放つ究極の野生児・太郎の成長を描く一大叙事詩―更なる高みを目指す丸山文学の新境地。

著者等紹介

丸山健二［マルヤマケンジ］
昭和１８（１９４３）年、長野県生まれ。昭和４１（１９６６）年に発表した「夏の流れ」で文學界新人賞、芥川賞を受賞。昭和４３（１９６８）年以来、長野県大町市に居を構え、創作活動を続けている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[サム・ライミ]

全く著者も知らなかったけれど古本屋で衝動的にジャケ買い。ともかく文がまだるっこしくて読みにくくてなかなか進まなかった。この人の本は全部こんな感じなのか？とは言えつまらない訳ではないので下巻に期待。

2023/10/10

[おだまん]

太郎の人間模様、そして太郎からみた人間模様が中心の物語。どう発展していくのだろう。

2012/06/29

[takehiro]

表紙の絵が良いです。

2013/08/17

[由綾乃]

前半は野生児となった太郎の成長の物語。最初は読み難いかな、と思ったけれど、読み進めていくうちにこのテンポに慣れて愉しく読めました。

2012/06/04