内容説明
以前、殺人事件があったという古い四階建てのビル。心霊スポットを紹介するテレビ番組の撮影で訪れたタレント・安西久士が、何者かに毒殺される。現場に向かった宇野警部と恋人・夕子の前に現われたのは、くたびれた感じの安西の妻・涼子。涼子は突然の悲報に悲しむでもなく、夫は自分が持たせた手作り弁当を食べたはず、と自らが疑われるようなことをわざわざ言い出すが…。大人気「幽霊シリーズ」第二十三弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おれんじぺこ♪(15年生)
17
刑事さん(宇野)と恋人の夕子が色々な事件の謎を証していく短編集。読みやすいけど軽い。再読?と思わせるようなお話(笑) 相変わらず、夕子は色んな現場にいるね…ただの女子大生なのに…2013/07/27
星落秋風五丈原
14
以前、殺人事件があったという古い四階建てのビル。心霊スポットを紹介するテレビ番組の撮影で訪れたタレント・安西久士が、何者かに毒殺される。現場に向かった宇野警部と恋人・夕子の前に現われたのは、くたびれた感じの安西の妻・涼子。涼子は突然の悲報に悲しむでもなく、夫は自分が持たせた手作り弁当を食べたはず、と自らが疑われるようなことをわざわざ言い出すが…。大人気「幽霊シリーズ」第二十三弾2012/09/29
akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会
10
シリーズ23弾。久々に未読3冊を一気読み中。そもそも短編集ではあったが、昨今の「やたら細かい描写の多いキャラクターノベル」を読み慣れてると、あっというまに読了してしまい拍子抜けする。初登場からリアルタイムで読んでるお気に入りのコンビなのだが、すでに宇野警部の年令を超えてしまった今となっては「40やもめ」という言葉が微妙にひっかかる(笑)。2016/08/03
ひまわり
6
久し振りの宇野&夕子コンビ。短編集なのでさらりと読めます。2016/01/10
poke
5
やっぱり落ち着きます。ただ、誘拐の話がいまいちよくわからなかった。私だけ?2012/10/09