心理学的にありえない〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 423p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163808604
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

他人の心を操れる者たち。その1人が企む陰謀を止めねばならない。最後の最後の驚愕の真実までノンストップの超絶サスペンス。

内容説明

人の微細な表情から心理を読み取る才能を持つ心理アナリスト、イライジャ。聴衆に圧倒的な感動を与える天才ヴァイオリニスト、ウィンター。接点のない二人は、いま、巨大な陰謀に巻き込まれた。破滅の時へ向けて、カウントダウンは着々と進んでゆく。計画を阻止しようとする男女、ラズロとダリアン。そして奇怪なカリスマを発揮するカルト教祖ヴァレンティヌス。ここに謎めいた物語がいっせいに走り出す、災厄の予感を満載して。イライジャとウィンターから奪われた銀のネックレス。突如として発現する特殊能力。すべての源流は二人の過去にある―。『数学的にありえない』で見せた鬼才のストーリーテリング、またも炸裂。

著者等紹介

ファウアー,アダム[ファウアー,アダム][Fawer,Adam]
1970年生まれ。ブルックリン在住。幼い頃、病で視力を失い、度重なる手術のため少年時代の多くを病院ですごし、病床で小説の朗読テープを「濫読」する。やがて視力は回復、ペンシルヴァニア大学で統計学を学び、スタンフォード大学でMBAを取得、有名企業でマーケティングを担当。2005年、『数学的にありえない』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

昼夜

35
矢口誠さんの訳が上手くてとても読みやすいです。前作は読んでないけれどいまのところ読んでなくてもついていけてます。色んな要素が絡み合ってどうなっていくか解らないのに伏線とかそんなことは些細なことさとぐんぐん引っ張られる面白さです。これは上下巻合わせて一気読みじゃないとだめですね。2011/11/10

detu

34
前作「数学的にありえない」が面白かったので手にしてみた。序盤、支離滅裂な会話と描写、また登場人物の多さと、頻繁に変わる場面と時系列に悩まされてなかなか入り込めなかった。だんだん壮大なアメリカンサスペンスの糸口が見えてきた。下巻へと。2017/11/23

よむよむ

30
そうそう、この疾走感!“数学的にありえない”を読んだときを思い出しましたよ~ ちょっと「Xメン」風ですが、この後の展開が気になる~!さて、下巻へ!2012/06/09

RIN

24
『数学的にありえない』著者の第2作。デビュー作に比べるとレビュー的に酷評が多かったので期待値を下げて読み始めたのが幸いしたのか(笑)ハリウッド映画を観てるみたいでここまでは面白く読めた。先が読めてしまう展開にも関わらず、前作と同様、短い章で場面をパッパッと切り返しながら物語を進める手法はページターナブルで効果的。いかにも出版社のウケ狙い感が強いタイトルはどうよ?だが、原題タイトルも馴染みのないSF用語(?)でタイトル買いは期待できないかも。読めてしまったと今は思っている「先」はどうなるやら(笑)。下巻へ。2015/04/10

あんこ

16
読み出したらとまらなくなった。前作『数学的にありえない』よりSF、オカルトちっくで、これはこれで好き。共感力が人並み外れて異常に強い主人公。色だったり、音で感じる人たちが出てくる。確か絶対音感を持つ人で、音楽の調を色で感じるタイプがいる話を思い出した。2017/08/28

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