出版社内容情報
主の改易後、家臣たちが路頭に迷わないよう対策をしてから城を去った福島丹波守治重ほか、家老たちの美しい生涯を緻密に描く評伝。
内容説明
所領没収の際に城の明けわたし方の見事さを賞された福島丹波など、六人の家老たちの主君への仕え方を描く傑作歴史評伝。
目次
雷を斬った男―立花伯耆守道雪
夢路はかなき―柴田修理亮勝家
跡を濁さず―福島丹波守治重
主君、何するものぞ―堀主水一積
行けば十六里―後藤象二郎元曄
入城戦ふたたび―男爵山川浩
著者等紹介
中村彰彦[ナカムラアキヒコ]
1949年、栃木県生まれ。東北大学文学部卒業後、出版社勤務を経て執筆活動に入る。87年に『明治新選組』で第十回エンタテインメント小説大賞、93年に『五左衛門坂の敵討』で第一回中山義秀文学賞、94年に『二つの山河』で第百十一回直木賞、2005年に『落花は枝に還らずとも』で第二十四回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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