出版社内容情報
『週刊文春』で大反響、「危ない中国食品」キャンペーンの書籍化。スーパー、外食などで何に気をつけるべきかをリストで徹底解説。
食材68品目、外食87店
『週刊文春』の取材班が徹底調査
これを読めば、どれが中国産なのか、ひと目でわかる!
スーパー編
青果、魚介類、肉類加工品、菓子類、冷凍食品……
どの食材に中国産が多いのか
外食チェーン編
ファストフード、牛丼、ファミレス、寿司、居酒屋……
どのメニューが中国産を使っているのか
内容説明
もはや日常生活に欠かすことの出来ないスーパーマーケットと外食チェーンだが、そこには中国産の食材が多く潜んでいる。産地が表示されていれば、まだいいが、表示義務がなく、判別できない時も多い。どうすれば見破れるか、徹底伝授する。
目次
見破る徹底ガイド1 スーパー編―どの食材が中国産なのか(青果;青果加工品;魚介類;水産加工品;肉類加工品 ほか)
見破る徹底ガイド2 外食チェーン編―どのメニューに中国産が入っているのか(ファストフード;牛丼;ファミリーレストラン;寿司;中華 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
30
本当に中国の食品の実態は酷い、の一言です。この本は2013年発行ですが、その時点でマクドナルドの鶏肉が危険、という記事が出ています。養鶏場の状態があまりにもひどく、鳥が育つのに抗生物質なしでは成り立たず、挙句「死んだ鶏を加工している」という噂まで書かれています。普段の買い物や外食で破格に安いということは、必ず裏があります。それだけのリスクを背負って食べるか、できるだけ自分で加工することでリスクを下げるか、選ぶのは我々消費者です。「いいものは高い」という、当たり前のことを再認識するいい機会だと思います。2015/08/28
めえめえ
7
文春編。何故中国の食材が危ないのか?それは農薬以前、土地の問題が大きいとのこと。もちろんそれには生産者のモラルも大きく関わってくる。この本ではスーパーでよく見かける中国産の食品と、外食産業で使っている中国産の食材を紹介。写真付なので見やすいです。勉強になりました。2017/05/10
acowiz
5
実家の両親から、目を通しておくようにと渡されました。もともとスーパーで買い物をする時には中国産は避けていましたが、外食チェーン店でどこに使われているかが明記されていて為になりました。これまで一度も入ったことがないけど、か○ぱ寿司はこれから先も利用しない。2013/11/28
遊未
4
図書館で何十人待ちだった。もはやそうだろうなという内容だけど、ここまで具体的とは思わなかった。わかりやすい。昔のベストセラー「日本人とユダヤ人」に「日本人は水と安全はタダだと思っている。」とあったけれど、危険は違う方向からやってきた。遺伝子組み換え食品もさらに増加していくと思われる。少しでも安全な食品を買うということは経済力の問題になってしまう。ある日、信じていた食品が危険な食品であったということがない様にひとりひとりが自分で考え、視覚、臭覚、味覚を働かせていくことが大切だと思う。2014/01/08
霧子
4
マクドナルドの中国産鶏肉問題以来、関心を持っていたテーマです。疑惑の海南大用食品グループの生産管理体制がどうなっているのか、レポートを興味深く読みました。また食材・食品ごとに、どのように汚染されている可能性があるか、外食産業では、どのメニューに中国食材が使われているかというガイドが、具体的で良かったです。知らずに口にするより、知っていて選択できるほうがよい。「回答なし」とした企業は意識が低すぎると考え、今後利用は控えたく思います。2013/10/12